ＳＥＨＩ、上期経常を一転34％増益に上方修正・最高益、通期も増額

　ＳＥホールディングス・アンド・インキュベーションズ <9478> [ＪＱ] が7月29日大引け後(15:30)に業績修正を発表。22年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益を従来予想の3.4億円→5.5億円(前年同期は4.1億円)に61.8％上方修正し、一転して33.8％増益を見込み、2期連続で上期の過去最高益を更新する見通しとなった。
　上期業績の好調に伴い、通期の連結経常利益も従来予想の7.2億円→8.2億円(前期は9億円)に13.9％上方修正し、減益率が20.1％減→9.0％減に縮小する見通しとなった。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　売上高につきましては、出版事業、ソフトウェア・ネットワーク事業及び教育・人材事業が計画を上回る見込みとなったことを主因に前回予想を上回る見込みであります。営業利益、経常利益及び親会社株主に帰属する当期純利益（四半期純利益）につきましては、上記増収要因や第一四半期の利益状況が良好であったこと、全社的なオンラインビジネス推進、業務環境のオンライン化、リモートワーク促進など環境に対応した取組みにより現時点での利益率が向上していることなどから、前回予想を上回る見込みであります。　なお、今回の業績予想につきましては、足元において新型コロナウィルス感染が過去にないペースで拡大していることなどを踏まえ環境変化を保守的に織り込んでいますが、感染状況やそれに伴う経済状況が引続き不安定な中、不確定な要素を従来以上に含んでおります。今後の業績動向に伴い、修正の必要が生じた場合には、速やかに公表いたします。　（業績等の予想に関する注意事項）　この資料に記載されております業績等の予想数字につきましては現時点で得られた情報に基づいて算定しておりますが、多分に不確定な要素を含んでおります。従いまして実際の業績等は、業況の変化などにより、この資料に記載されている予想とは異なる場合がありますことをご承知おきください。