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<動意株・19日>(大引け)=アイドマMC、ユビAI、ワールドなど

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2019/11/19 15:10
<動意株・19日>(大引け)=アイドマMC、ユビAI、ワールドなど  アイドママーケティングコミュニケーション<9466.T>=切り返し急。同社は市場分析からプロモーション提案など一貫した販促支援サービスを手掛ける。小売業の省人化を背景とした動きに先立って、10月末に中国アリババグループのパートナー企業との資本・業務提携を発表、「電子棚札」ソリューションで協業していく。20年3月期は営業12%増益見通しと2ケタ成長見通しで、PERなど株価指標面からも割高感はない。

 ユビキタスAIコーポレーション<3858.T>=動意づく。同社はきょう、凸版印刷<7911.T>と協業し4月から販売しているセキュアIoTサービス開発ソリューション「Edge Trust」で使用されている独自技術を特許申請したと発表。これが材料視されているようだ。この特許は、Edge Trustで使用されている独自のシステムと機器の安全なオペレーションを可能にし、デバイスの持つセキュリティー機能を活用しながらIoT機器の公開鍵、秘密鍵、クライアント証明書管理やFOTA(無線通信を使用して、遠隔からIoT機器のファームウェアの配付・更新を行う技術)を効率的に行うための技術が対象。ユビキタスAIコーポレーションは今後、IoTサービスをより効率的かつ安全に使えるだけでなく、さまざまなユースケースに応用できるソリューションとして、Edge Trustの独自技術の更なる強化を凸版印刷と共同で進めていく予定だとしている。

 ワールド<3612.T>=後場強含む。同社はきょう、グループのワールドライフスタイルクリエーションが英国ライフスタイルブランド「ローラ アシュレイ」のマスターライセンス権を持つ伊藤忠商事<8001.T>とサブライセンス契約を締結し、2020年秋から同ブランドの公式店舗及び日本公式ECサイトを展開すると発表。これが買い手掛かりとなっているようだ。ワールドはブランド事業のポートフォリオの最適化を図るうえで、非アパレル事業を強化しており、今回の提携もその一環。公式店舗は20年8月頃に都心や大都市、都心近郊の百貨店を候補地として出店を予定し、出店時期にあわせて日本公式ECサイトを開設するとしている。

 沢藤電機<6901.T>=急速人気でストップ高。同社は18日、木村化工機<6378.T>及び岐阜大学との実証試験で、低濃度アンモニア水から高純度水素を製造し、燃料電池で発電することに世界で初めて成功したと発表。これが株価を刺激しているようだ。実証試験では、消費電力や二酸化炭素(CO2)排出量が約83%減、窒素酸化物がゼロのアンモニア処理システムの開発と、安価なCO2フリーアンモニア燃料及びCO2フリー水素の製造にメドがたったとしている。

 トレードワークス<3997.T>=一時ストップ高。18日の取引終了後、法律相談AIチャットボットサービス「スマート法律相談」の提供を開始したと発表しており、これを好材料視した買いが入っている。同サービスは、リーガルテックベンチャーのリーガル・テクノロジーズ(東京都千代田区)との共同事業として行われるもの。これまで、弁護士に依頼するためには、法律事務所の検索、法律相談の実施、見積もりの提示といったプロセスを経ることが一般的だったが、人工知能(AI)技術を用いることで一連のプロセスを効率化し、法的サービスの更なる利便性向上を図るとしている。

 栄電子<7567.T>=人気再燃、ストップ高。同社は半導体製造装置用のスイッチング電源やコネクターなどに強みを持つ電子部品商社で、5GやAI・IoT分野に関連する企業の設投需要拡大で収益機会が高まっている。10月30日に1060円の高値に買われた後は大幅な調整を強いられたが、足もと売り物がこなれ再浮上に転じた。東証が19日売買分から信用取引の臨時措置(委託保証金率を50%以上)を解除し、同日に日証金も増担保金徴収措置を解除したことで、これが投資資金再攻勢の手掛かりとなっている。

 ※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。

出所:MINKABU PRESS
配信元: みんかぶ
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