決算マイナス・インパクト銘柄 【東証2部・新興市場】 … ＧＡテクノ、ハウテレ、トランザス (9月11日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の9月10日から11日の決算発表を経て12日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.1　ＧＡテクノ <3491>
　19年10月期第3四半期累計(18年11月-19年7月)の連結経常利益は前年同期非連結比20.6％減の3億0100万円に減り、通期計画の9億7900万円に対する進捗率は30.7％にとどまり、さらに前年同期の59.1％も下回った。

▲No.2　神島化 <4026>
　20年4月期第1四半期(5-7月)の経常利益(非連結)は前年同期比30.1％減の1.4億円に落ち込み、5-10月期(上期)計画の4.7億円に対する進捗率は30.6％にとどまり、5年平均の48.4％も下回った。

▲No.6　トーシンＨＤ <9444>
　20年4月期第1四半期(5-7月)の連結経常利益は前年同期比68.1％減の4600万円に大きく落ち込んだ。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<3491> ＧＡテクノ 　　東Ｍ 　 -18.60 　　9/11　　　3Q　　　-20.58
<4026> 神島化 　　　　東２　　 -8.25 　　9/11　　　1Q　　　-30.10
<7064> ハウテレ 　　　東Ｍ　　 -4.37 　　9/11　　上期　　　 89.47
<1758> 太洋基礎 　　　ＪＱ　　 -3.70 　　9/11　　上期　　　 12.69
<6696> トランザス 　　東Ｍ　　 -2.44 　　9/11　　上期　　　　赤縮

<9444> トーシンＨＤ 　ＪＱ　　 -0.87 　　9/11　　　1Q　　　-68.06

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした12日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース