決算マイナス・インパクト銘柄 【東証2部・新興市場】引け後 … ベクター、沖縄セルラー、日鋳造 (10月22日発表分)

―決算で売られた銘柄！ 下落率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「マイナス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の10月21日から22日の決算発表を経て25日大引け現在、水準を切り下げている銘柄を下落率の大きい順にランキングした。

▲No.1　日鋳造 <5609>
　22年3月期の連結経常利益を従来予想の7.5億円→5.5億円(前期は5.8億円)に26.7％下方修正し、一転して6.6％減益見通しとなった。

▲No.3　ベクター <2656>
　22年3月期第2四半期累計(4-9月)の経常損益(非連結)は1億4400万円の赤字(前年同期は700万円の黒字)に転落した。

■決算マイナス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　下落率 　発表日　決算期　経常変化率

<5609> 日鋳造 　　　　東２　　 -6.85 　 10/22　　上期　　　190.00
<9436> 沖縄セルラー 　ＪＱ　　 -3.88 　 10/22　　上期　　　 20.42
<2656> ベクター 　　　ＪＱ　　 -2.45 　 10/22　　上期　　　　赤転
<9914> 植松商会 　　　ＪＱ　　 -1.94 　 10/22　　上期　　　　黒転

※下落率は「決算発表前日の終値を基準とした25日大引け株価の変化率」。下落率、経常変化率は「％」。
「上期」は第2四半期累計決算。

株探ニュース