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【買い】日本電信電話:携帯電話料金の引き下げの検討も? 長期投資には損切りが重要。短期はリバウンドしやすいか

著者:中原良太
投稿:2015/10/27 08:43

【日本電信電話の注目ポイントは全てで3つ!】

ポイント1:携帯電話料金の引き下げの検討開始? 長期投資の際には損切りラインを設置しよう
ポイント2:16年1Qでは純利益20%増となり決算は絶好調
ポイント3:ここ2ヶ月間の下落により割安感が高まり、リバウンド期待が強い

以上の3点の理由から、私は同社株の値上がりに期待しています。

同社の事業内容や、各注目ポイントについては、以下でご説明します。では早速、以下をご覧ください。

【日本電信電話とは?】

まず、同社の事業内容から説明します。

日本電信電話(NTT)は、NTT東日本・NTT西日本・NTTドコモの3社などを傘下に置く通信持ち株会社で、業界の最大手です。

以上が、同社の詳しい事業内容です。

次に、同社の1つ目の注目ポイント(最新トピック)についてご紹介します。では、以下をご覧ください。

【ポイント1:日本電信電話の最新トピック!】

ここでは、同社の最新トピックについて触れ、同社株の中長期的な見通しについて分析していきます。

総務省の有識者懐疑が19日に携帯料金の引き下げについて検討を開始したとのこと。既に株価に織り込まれている材料ではありますが、上述したトピックは、同社の成長が大きく遅れている可能性がこわいところです。中長期的な見通しには不安材料が残るため、同社株に投資するときには、損切りラインを設置したり、投資期間に上限を設けるなどのリスク管理をしておくと良いでしょう。

以上が、同社に関する1つ目の注目ポイント(最新トピック)の詳細です。

次に、同社の2つ目の注目ポイント(決算書の内容)についてご紹介します。では、以下をご覧ください。

【ポイント2:日本電信電話の決算書を読むと…?】

ここでは、同社の決算書の内容について触れ、業績面・価格面において、中長期的な投資魅力度について分析していきます。

まず、業績面では、2016年3月期1四半期における連結経営成績は、

・売上高:2,706,457百万円(前年同期比+2.5%)
・営業利益:358,757百万円(前年同期比+20.4%)
・経常利益:367,380百万円(前年同期比+20.0%)
・純利益:193,173百万円(前年同期比+29.7%)

となり、好調です。今後の業績拡大にも期待が持てるため、これから中長期にわたって株価が上がることが見込めます。

一方、価格面では、PERは約15.2倍、PBRは約1.10倍、配当利回りが約2.19%であるため、同業他社とくらべて割高だと考えられます。今後は、同業他社よりも株が売られやすいリスクがあるため、同社の株を買うときには、数量を少なくしておくとリスクが抑えられるでしょう。

以上の2点より、同社の株価はやや割高な水準ですが、業績が良好なため、中長期的に上昇しやすいと期待できます。

以上が、同社に関する2つ目の注目ポイント(決算書の内容)です。

次に、同社の注目ポイントの3つ目(チャート分析の内容)についてご紹介します。では、以下をご覧ください。

【ポイント3:日本電信電話をチャート分析すると…?】

ここでは、同社のチャートを分析し、需給・投資家心理の面において、短期的な投資魅力度について分析していきます。

同社の株価は、ここ50日間で株価は7.13%も下落しており、過度に株が売り込まれています。今回のような下落があった場合は、翌日以降1週間以内に株価がリバウンドする見込みが高まると考えられます。

参考までに、同社株と似たような値動きをした株は、過去15年間の統計上、リバウンドしやすかったことが分かっています。参考までに、以下の検証結果をご覧ください。

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検証期間:2000年1月1日〜2015年10月26日
→ 似た値動きが起きた回数:11,628回
→ そのうち、翌日以降の1週間に値上がりした回数:6,295回
→ そのうち、翌日以降の1週間に値下がりした回数:5,333回
→ 1度あたりの平均株価変動率:+0.54%
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上記が、同社株と似たような値動きをした株の、翌日以降1週間の値動きを集計した結果です。同社株と似たような値動きをした株は、翌日以降1週間に値上がりした回数が値下がりした回数よりも多く、1度あたりの平均株価変動率がプラスとなりました。以上の2点の結果より、同社株と似た値動きをした株は、翌日からリバウンドへと転じやすいと期待できます。同社の今回のような値動きは、統計的にも買いに有利なチャートだと言えるでしょう。

【本記事のまとめ】

以上の3つのポイントを踏まえ、私は同社株の値上がりを期待しています。これからの投資先を考える上で、ぜひあなたも同社株に注目してみてはいかがでしょうか。

なお、株の売買に際して、今回のように簡単な分析や検証を行うことで、これから行おうとしている投資が、どの程度リターンを期待でき、どの程度リスクがあるのかを事前に把握することができます。

詳しく検証を行ってから投資すると、きっと安心感が違うはずです。もっと株を詳しく分析することで、今まで以上に大きなパフォーマンスを出せる投資家になれるかもしれませんよ?
中原良太
株式会社テラス システムトレード開発者
配信元: 達人の予想

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