日本テレホン、今期経常を一転17％増益に上方修正

　日本テレホン <9425> [ＪＱ] が3月16日大引け後(15:30)に決算を発表。21年4月期第3四半期累計(20年5月-21年1月)の経常利益(非連結)は前年同期比7.1％増の4500万円に伸びた。
　併せて、通期の同利益を従来予想の3300万円→6100万円(前期は5200万円)に84.8％上方修正し、一転して17.3％増益見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した11-4月期(下期)の経常利益も従来予想の2800万円→5600万円(前年同期は3100万円)に2.0倍増額し、一転して80.6％増益計算になる。

　直近3ヵ月の実績である11-1月期(3Q)の経常利益は前年同期比90.5％増の4000万円に拡大し、売上営業利益率は前年同期の1.7％→2.3％に改善した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　現時点で入手可能な情報や業績動向をふまえて、通期業績を見直した結果、2021年４月期業績予想は売上高5,010百万円、営業利益65百万円、経常利益61万円、当期純利益58百万円と前回予想を上回る見込みとなりました。　その背景といたしましては、移動体通信関連事業は、２回目の緊急事態宣言が発令されている影響を受けているものの、リユース関連事業において、法人需要が引き続き堅調に推移しており、サプライチェーンマネジメントによるパートナー企業数の増加や、パートナー企業毎の取り扱い数量の増加、また、その増加した物量に対応できるモバイルリファビッシュセンターの処理能力拡大等の相乗効果もあり、着実に売上および利益を積み上げることができております。※ 業績予想につきましては、現時点で入手可能な情報に基づいて算出したものであり、実際の業績は今後様々な要因によって異なる結果となる可能性があります。