朝日放送ＨＤ、今期経常を一転44％減益に下方修正、配当も2円減額

　朝日放送グループホールディングス <9405> [東証Ｐ] が11月8日大引け後(15:00)に決算を発表。24年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常損益は8.3億円の赤字(前年同期は4.7億円の黒字)に転落した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の27億円→15億円(前期は26.6億円)に44.4％下方修正し、一転して43.6％減益見通しとなった。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比6.9％増の23.3億円に伸びる計算になる。

　業績悪化に伴い、今期の年間配当を従来計画の14円→12円(前期は16円)に減額修正した。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常損益は2.3億円の赤字(前年同期は5.1億円の黒字)に転落し、売上営業損益率は前年同期の2.4％→-1.2％に大幅悪化した。

株探ニュース