日テレが後場上げ幅拡大、スポット広告が持ち直し業績予想を修正、期末配当は２００円に

　日本テレビ放送網が後場に入り上げ幅を拡大し、一時４５０円高の１万４３６０円まで買われている。３０日午後１時に、１０年３月期連結業績予想の上方修正を発表、好感されている。売上高を２９３０億円から２９６９億円（前期比８．５％減）、営業利益１８４億円から２３５億円（同１．９倍）、純利益を１３０億円から１６５億円（同２．９倍）に引き上げた。下期にかけスポット広告が持ち直したことに加え、視聴率に改善傾向がみられ、番組制作費をはじめとした費用の削減策も寄与した。

　同時に、期末配当を従来予想の１３０円から２００円（前期実績９０円）に引き上げ、年間配当は２９０円（同１８０円）となる見通し。

　午後１時４２分時点の株価は３００円高の１万４２１０円。



［ 株式新聞速報ニュース／ＫＡＢＤＡＳ－ＥＸＰＲＥＳＳ ］

提供：モーニングスター社