【売り】近鉄エクスプレス（9375）決算を受け11/10に急上昇、5日線乖離率が高い◆あすなろ投資顧問 加藤あきら◆

決算を受け11/10に急上昇、5日線乖離率が高い

国際航空貨物輸送をコアビジネスとして事業展開、国際海上貨物、ロジスティック事業も。半導体製造装置輸送、温度管理輸送等などでノウハウ。

11/9の決算、18年3月期上期の連結経常利益は前年同期比47.3％増の69億円に拡大し、従来予想の51億円を上回って着地。併せて、通期を130億円→150億円に15.4％上方修正し、一転して15.1％増益見通しとなった。
半導体・電子部品などエレクトロニクス関連品を中心とした世界的な輸送需要の拡大を追い風に、取扱物量が想定以上に伸びることが収益を押し上げた模様。

テクニカル面では日足で9/13の1693円を安値に右肩上がり。決算を受けギャップアップして急上昇。業績は評価できるが、5日線乖離率が高く、本日は下落するだろう。

業種：倉庫・運輸
時価総額：1697億円
PER：33.93倍
PBR：1.44倍

11/13　11：30追記　本日は利益確定の売り。ギャップアップしている分、後場も売られるだろう。