大運、前期経常を18％上方修正、配当も3円増額

　大運 <9363> [東証２] が5月11日大引け後(15:40)に業績・配当修正を発表。21年3月期の経常利益(非連結)を従来予想の1億6000万円→1億8900万円(前の期は1億3100万円)に18.1％上方修正し、増益率が22.1％増→44.3％増に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の経常利益も従来予想の5700万円→8600万円(前年同期は4200万円)に50.9％増額し、増益率が35.7％増→2.0倍に拡大する計算になる。

　業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の3円→6円(前の期は無配)に大幅増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　2020年11月11日公表の2021年３月期通期の業績予想数値を上記の通り変更しております。営業収入、営業利益については下半期の堅調な推移により、僅少ではありますが、前回発表予想を上回る見込みとなっております。経常利益については経費削減努力により前回予想を上回る見込みとなっております。当期純利益ついては投資有価証券売却益等の特別利益の増加により大幅に前回予想を上回る見込みとなっております。（注）業績予想につきましては、現状で判断しうる一定の前提に基づいており、今後発生する状況の変化によっては実際の業績と異なる可能性があります。

　業績予想の上方修正の通り、予想を大幅に上回る当期純利益を計上する見込みとなっております。それに従い、当期末の１株あたりの配当予想を３円から６円に変更いたします。