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大運のニュース
<動意株・16日>(大引け)=大運、エスユーエス、オーウエルなど
大運<9363.T>=上昇加速でストップ高。阪神港を地盤とする港湾運送会社でパナソニックグループが大口荷主となっている。ここ海運株が総じて買われる展開となっており、同社もその流れに乗る形となった。直近発表された中国の経済指標が軒並み好調で中国経済の回復色が鮮明となっており、中国関連の荷動きの活発化は同社には追い風となっている。PBR0.7倍前後で株価指標面からも水準訂正余地をはらんでいる。小型株だが出来高流動性に富んでいることも特徴で、個人投資家などの買いを誘導しやすい。
エスユーエス<6554.T>=大幅続伸。15日の取引終了後、第2四半期累計(20年10月~21年3月)連結業績予想について、売上高を46億2900万円から46億3000万円(前年同期比1.1%増)へ、営業損益を1億6000万円の赤字から3000万円の黒字(同91.2%減)へ、純利益を5600万円から2億円(同7.8%減)へ上方修正し、赤字予想から一転して営業黒字予想としたことが好感されている。売上高がほぼ計画通りで進捗していることに加えて、技術者派遣単価の上昇などによる利益率の改善が寄与する。また、取引先のテレワーク推進による通勤費や残業時間の抑制などに起因する人件費の減少や、技術社員の中途採用減少に伴う採用広告費の減少なども寄与する。
オーウエル<7670.T>=ストップ高。同社は15日、グループ会社のユニ電子の「スマートホーム用IoT機器」がKDDI<9433.T>に採用されたと発表。これが株価を刺激したようだ。採用された「スマートホーム用IoT機器」は、中継器、LED電球、モーションセンサー、開閉センサー(ドアセンサー)、電力監視センサー、家電コントローラー、IPカメラなど。これ以外にもIoT機器をスマートフォンやタブレットで操作するためのプラットフォームの提案を行っており、今後はIoT機器だけでなく、アプリ、クラウドを含めたサービスに必要なソフトウエアやハードウエアのすべてを提案するとしている。
明治海運<9115.T>=ストップ高。ここ海運株への買いが顕著で、きょうも業種別騰落率で「海運」は2%を超える上昇をみせ東証1部33業種中でトップとなっている。そのなか、比較的出遅れている同社株の上げ足が目立つ。同社の21年3月期業績は営業利益段階で65%減益見通しと厳しいが、株価面では織り込みが進んでいる。最近はコンテナ船市況の高騰と合わせ、ばら積み船市況も上昇基調を強めており、タンカーやばら積み船の中長期貸船を手掛ける同社に追い風が強い。また、ホテル事業を営んでいることからアフターコロナを見込んだ収益環境の改善を見込んだ買いを誘っている。
ナガオカ<6239.T>=急反発。15日の取引終了後、中国子会社の那賀設備がスクリーン・インターナルの大口受注を獲得したと発表したことが材料視されている。中国では新規プラント設備への投資が回復しており、今回建設が決定した新規プロピレン・プラントにスクリーン・インターナルが採用された。受注金額は3500万元(約5億円)で、契約納期は22年2月としている。なお同社では、今回の受注を受けて他の案件も含めた生産計画を見直すとし、これに伴い21年6月期の通期業績予想に修正の必要が生じた場合は、速やかに公表するとしている。
ユーグレナ<2931.T>=急騰。微細藻類ミドリムシを活用した健康食品や化粧品を展開するほか、ミドリムシ由来のバイオジェット燃料開発に傾注しておりマーケットの注目度が高い。15日取引終了後、待望のバイオジェット燃料がついに完成し、年内にも航空運送事業者への販売をスタートさせる方向で最終調整を進めていくことを発表した。バイオジェット燃料の商業化により業績の赤字脱却から飛躍が見込めるとの思惑が投資資金を呼び込む形となっている。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
エスユーエス<6554.T>=大幅続伸。15日の取引終了後、第2四半期累計(20年10月~21年3月)連結業績予想について、売上高を46億2900万円から46億3000万円(前年同期比1.1%増)へ、営業損益を1億6000万円の赤字から3000万円の黒字(同91.2%減)へ、純利益を5600万円から2億円(同7.8%減)へ上方修正し、赤字予想から一転して営業黒字予想としたことが好感されている。売上高がほぼ計画通りで進捗していることに加えて、技術者派遣単価の上昇などによる利益率の改善が寄与する。また、取引先のテレワーク推進による通勤費や残業時間の抑制などに起因する人件費の減少や、技術社員の中途採用減少に伴う採用広告費の減少なども寄与する。
オーウエル<7670.T>=ストップ高。同社は15日、グループ会社のユニ電子の「スマートホーム用IoT機器」がKDDI<9433.T>に採用されたと発表。これが株価を刺激したようだ。採用された「スマートホーム用IoT機器」は、中継器、LED電球、モーションセンサー、開閉センサー(ドアセンサー)、電力監視センサー、家電コントローラー、IPカメラなど。これ以外にもIoT機器をスマートフォンやタブレットで操作するためのプラットフォームの提案を行っており、今後はIoT機器だけでなく、アプリ、クラウドを含めたサービスに必要なソフトウエアやハードウエアのすべてを提案するとしている。
明治海運<9115.T>=ストップ高。ここ海運株への買いが顕著で、きょうも業種別騰落率で「海運」は2%を超える上昇をみせ東証1部33業種中でトップとなっている。そのなか、比較的出遅れている同社株の上げ足が目立つ。同社の21年3月期業績は営業利益段階で65%減益見通しと厳しいが、株価面では織り込みが進んでいる。最近はコンテナ船市況の高騰と合わせ、ばら積み船市況も上昇基調を強めており、タンカーやばら積み船の中長期貸船を手掛ける同社に追い風が強い。また、ホテル事業を営んでいることからアフターコロナを見込んだ収益環境の改善を見込んだ買いを誘っている。
ナガオカ<6239.T>=急反発。15日の取引終了後、中国子会社の那賀設備がスクリーン・インターナルの大口受注を獲得したと発表したことが材料視されている。中国では新規プラント設備への投資が回復しており、今回建設が決定した新規プロピレン・プラントにスクリーン・インターナルが採用された。受注金額は3500万元(約5億円)で、契約納期は22年2月としている。なお同社では、今回の受注を受けて他の案件も含めた生産計画を見直すとし、これに伴い21年6月期の通期業績予想に修正の必要が生じた場合は、速やかに公表するとしている。
ユーグレナ<2931.T>=急騰。微細藻類ミドリムシを活用した健康食品や化粧品を展開するほか、ミドリムシ由来のバイオジェット燃料開発に傾注しておりマーケットの注目度が高い。15日取引終了後、待望のバイオジェット燃料がついに完成し、年内にも航空運送事業者への販売をスタートさせる方向で最終調整を進めていくことを発表した。バイオジェット燃料の商業化により業績の赤字脱却から飛躍が見込めるとの思惑が投資資金を呼び込む形となっている。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
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