リンコー、今期最終を3倍上方修正、未定だった配当は2期ぶり10円で復配

　リンコーコーポレーション <9355> [東証２] が11月5日大引け後(16:00)に決算を発表。22年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結最終損益は1.9億円の黒字(前年同期は3.9億円の赤字)に浮上し、従来の0.1億円の赤字予想から一転黒字で着地。
　併せて、通期の同損益を従来予想の0.9億円の黒字→2.7億円の黒字(前期は15.6億円の赤字)に3.0倍上方修正した。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結最終損益は0.7億円の黒字(前年同期は11.7億円の赤字)に浮上する計算になる。

　業績好調に伴い、従来未定としていた期末一括配当を10円実施し、2期ぶりに復配する方針とした。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結最終損益は2.7億円の黒字(前年同期は2.7億円の赤字)に浮上し、売上営業損益率は前年同期の-4.1％→1.9％に急改善した。

株探ニュース