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*16:53JST 東証グロ-ス指数は続落、終盤にかけて下げ幅広げる
東証グロース市場指数 802.31 -7.72/出来高 2億5113万株/売買代金 1309億円東証グロース市場250指数 624.89 -5.96/出来高 1億3850万株/売買代金 947億円
本日のグロース市場は、東証グロース市場指数、東証グロース市場250指数はそろって続落、値上がり銘柄数は202、値下り銘柄数は364、変わらずは37。
本日のグロース市場は軟調な展開となった。前日19日の米国市場のダウ平均は11日ぶりに反発。連邦公開市場委員会(FOMC)で連邦準備制度理事会(FRB)が追加利下げペースの減速を示したことを受けた前日の急落は行き過ぎとの見方から買い戻しの動きが出た。朝方発表された7-9月期国内総生産(GDP)は上方修正され、新規失業保険申請者数も減少と経済活動の拡大が示されたことで長期金利が上昇、相場の重石となり伸び悩んだ。引けにかけて売りが優勢となり、ナスダックは下落に転じた。
まちまちとなった米株市場を横目に、東証グロース市場指数は上昇してスタート。ただ、即座に失速するとマイナス圏に転落、その後再度買い戻しが広がってプラス圏に浮上したが、買いは続かなかった。後場からは下げ幅を広げる展開となり、終盤に本日安値802ptをつけた。昨日の植田和男日本銀行総裁の記者会見での発言から、来年1月利上げも難しいとのムードが強まり、日経平均株価の上値は重く、投資家心理が悪化した。また、米長期金利が4.5%で推移する中、バリュエーション面での割高感がある新興株の上値は重かった。
個別では、OBP-301の承認申請時期の目標変更を嫌気されたオンコリスバイオファーマ<4588>が16%安のストップ安で値下がり率トップに、前日大幅に上昇したビジネスコーチ<9562>が利食い売り優勢から14%安となった。また、中期経営計画を策定したが株価へのポジティブ影響は限定的だったJDSC<4418>が10%安となった。時価総額上位銘柄では、フリー<4478>やジーエヌアイグループ<2160>などが軟調に推移、値下り率上位には、日本電解<5759>、カイオム<4583>、オンデック<7360>などが顔を出した。
一方、買い優勢の展開となったデータホライゾン<3628>が19%高のストップ高で値上がり率トップに、自律型AIエージェント「Agentforce」の導入・構築サービスを提供開始したサークレイス<5029>が10%高となった。また、前日に上場したdely<299A>に買いが集まり9%高となった。時価総額上位銘柄では、GENDA<9166>やライフネット<7157>などが堅調に推移、値上がり率上位には、夢展望<3185>、ispace<9348>、デジタルプラス<3691>などが顔を出した。
東証グロース市場Core指数では、カバー<5253>、ジーエヌアイグループ、フリーなどが下落した。
[東証グロース市場 上昇率・下落率上位10銘柄]
・上がり率上位10位
|コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率|
1| 3628|データHR | 495| 80| 19.28|
2| 3185|夢展望 | 194| 24| 14.12|
3| 5029|サークレイス | 637| 63| 10.98|
4| 9348|ispace | 624| 61| 10.83|
5| 299A|dely | 1129| 97| 9.40|
6| 3691|デジタルプラス | 654| 54| 9.00|
7| 276A|ククレブ | 1124| 92| 8.91|
8| 7806|MTG | 1712| 138| 8.77|
9| 9252|ラストワンマイル | 2408| 187| 8.42|
10| 4058|トヨクモ | 2163| 162| 8.10|
・値下がり率上位10位
|コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率|
1| 4588|オンコリス | 506| -100| -16.50|
2| 5759|日本電解 | 23| -4| -14.81|
3| 9562|ビジネスコーチ | 1418| -245| -14.73|
4| 4583|カイオム | 235| -38| -13.92|
5| 7360|オンデック | 1155| -183| -13.68|
6| 153A|カウリス | 1324| -187| -12.38|
7| 6085|アキテクツSJ | 390| -49| -11.16|
8| 6232|ACSL | 964| -120| -11.07|
9| 4418|JDSC | 972| -115| -10.58|
10| 5131|リンカーズ | 166| -19| -10.27|
<TY>
本日のグロース市場は、東証グロース市場指数、東証グロース市場250指数はそろって続落、値上がり銘柄数は202、値下り銘柄数は364、変わらずは37。
本日のグロース市場は軟調な展開となった。前日19日の米国市場のダウ平均は11日ぶりに反発。連邦公開市場委員会(FOMC)で連邦準備制度理事会(FRB)が追加利下げペースの減速を示したことを受けた前日の急落は行き過ぎとの見方から買い戻しの動きが出た。朝方発表された7-9月期国内総生産(GDP)は上方修正され、新規失業保険申請者数も減少と経済活動の拡大が示されたことで長期金利が上昇、相場の重石となり伸び悩んだ。引けにかけて売りが優勢となり、ナスダックは下落に転じた。
まちまちとなった米株市場を横目に、東証グロース市場指数は上昇してスタート。ただ、即座に失速するとマイナス圏に転落、その後再度買い戻しが広がってプラス圏に浮上したが、買いは続かなかった。後場からは下げ幅を広げる展開となり、終盤に本日安値802ptをつけた。昨日の植田和男日本銀行総裁の記者会見での発言から、来年1月利上げも難しいとのムードが強まり、日経平均株価の上値は重く、投資家心理が悪化した。また、米長期金利が4.5%で推移する中、バリュエーション面での割高感がある新興株の上値は重かった。
個別では、OBP-301の承認申請時期の目標変更を嫌気されたオンコリスバイオファーマ<4588>が16%安のストップ安で値下がり率トップに、前日大幅に上昇したビジネスコーチ<9562>が利食い売り優勢から14%安となった。また、中期経営計画を策定したが株価へのポジティブ影響は限定的だったJDSC<4418>が10%安となった。時価総額上位銘柄では、フリー<4478>やジーエヌアイグループ<2160>などが軟調に推移、値下り率上位には、日本電解<5759>、カイオム<4583>、オンデック<7360>などが顔を出した。
一方、買い優勢の展開となったデータホライゾン<3628>が19%高のストップ高で値上がり率トップに、自律型AIエージェント「Agentforce」の導入・構築サービスを提供開始したサークレイス<5029>が10%高となった。また、前日に上場したdely<299A>に買いが集まり9%高となった。時価総額上位銘柄では、GENDA<9166>やライフネット<7157>などが堅調に推移、値上がり率上位には、夢展望<3185>、ispace<9348>、デジタルプラス<3691>などが顔を出した。
東証グロース市場Core指数では、カバー<5253>、ジーエヌアイグループ、フリーなどが下落した。
[東証グロース市場 上昇率・下落率上位10銘柄]
・上がり率上位10位
|コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率|
1| 3628|データHR | 495| 80| 19.28|
2| 3185|夢展望 | 194| 24| 14.12|
3| 5029|サークレイス | 637| 63| 10.98|
4| 9348|ispace | 624| 61| 10.83|
5| 299A|dely | 1129| 97| 9.40|
6| 3691|デジタルプラス | 654| 54| 9.00|
7| 276A|ククレブ | 1124| 92| 8.91|
8| 7806|MTG | 1712| 138| 8.77|
9| 9252|ラストワンマイル | 2408| 187| 8.42|
10| 4058|トヨクモ | 2163| 162| 8.10|
・値下がり率上位10位
|コード|銘柄 | 現値| 前日比| 前比率|
1| 4588|オンコリス | 506| -100| -16.50|
2| 5759|日本電解 | 23| -4| -14.81|
3| 9562|ビジネスコーチ | 1418| -245| -14.73|
4| 4583|カイオム | 235| -38| -13.92|
5| 7360|オンデック | 1155| -183| -13.68|
6| 153A|カウリス | 1324| -187| -12.38|
7| 6085|アキテクツSJ | 390| -49| -11.16|
8| 6232|ACSL | 964| -120| -11.07|
9| 4418|JDSC | 972| -115| -10.58|
10| 5131|リンカーズ | 166| -19| -10.27|
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