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アクシスコンサルティングのニュース
*12:01JST アクシスC Research Memo(1):2023年3月に新規上場した「課題解決と価値創造のパートナー」
■要約
アクシスコンサルティング<9344>は、ハイエンド人材(企業や社会の課題解決・価値創造を推進する高レベルな専門性と能力を持つ人材)の正社員採用サービスを軸としたエージェント企業である。20年以上のキャリアを持ち、2023年3月に新規上場した。創業以来、人材を資本として捉えたヒューマンキャピタル事業を展開している。あらゆる企業や組織の「課題解決と価値創造のパートナー」として寄り添い、一人ひとりに柔軟な働き方や自律的なキャリア形成、活躍の場の広がりを提供している。同社の特長は、企業は経営・事業課題に応じてコンサルタントの採用・フリーコンサルタントの活用・スポットコンサルを利用することができ、コンサルタントは転職・独立・副業という点から同社の人材紹介及びスキルシェアサービスを利用することができる点である。これが、同社が言う「人的資本の最大化・最適化・再配置」である。
1. 2023年6月期第3四半期の連結業績
2023年6月期第3四半期の連結業績は、売上高は前年同期比30.0%増の3,236百万円、営業利益は同7.4%減の539百万円、経常利益は同11.4%減の511百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は同12.8%減の342百万円となった。国内のDXの動きや事業会社における課題解決に向けた活発な動きに伴いハイエンド人材に対する需要が増加し、人材紹介事業、スキルシェア事業ともに業績を伸ばした。
2. 2023年6月期連結業績の見通し
2023年6月期連結業績は、売上高は4,313百万円(前期比22.8%増)、営業利益は651百万円(同29.9%増)、経常利益は619百万円(同25.6%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は406百万円(同25.1%増)と、2023年5月に業績予想の上方修正を行った。人材紹介事業においては、事業会社向けの案件が想定より下回るものの、コンサルティングファームのマネージャー以上の高収入案件が好調に推移する見込みである。スキルシェア事業においては、プロジェクトを一部見直ししたため稼働人数は減少するも、稼働率の高いコンサルティングファーム向けの案件が増加し、期初予想とほぼ同水準の売上高となる見込みである。
3. 成長戦略
同社は、主力であるコンサルティングファーム向けの正社員採用サービスへ継続して注力しつつ、事業会社向け正社員採用サービス、「フリーコンサルBiz」「コンパスシェア」を含めた複合サービスによるリカーリングビジネスを推進することで業績拡大をねらう。その戦略のカギを握るのが自社データベースの活用総数の向上であり、2025年6月期までに次の4つの重点施策に取り組む。1)スポットコンサルサービス「コンパスシェア」によるデータベースの自律的拡大を目指す「副業サービス強化」、2)クロスセルチーム立ち上げによるソリューション提案力の強化を目指す「アップセル・クロスセル強化」、3)人材獲得・企業獲得のための広告宣伝・プロモーションを戦略的に図る「マーケティング強化」、4)リカーリングビジネス活性化のためのデータベース整備やサービス拡充のための「システム投資」、である。これらの施策によりデータベースの総量拡大及び活用率の向上を図るとしている。
■Key Points
・2023年3月に新規上場したハイエンド人材に特化したエージェント企業
・2023年6月期第3四半期の売上高は前年同期比30.0%増の大幅な増収
・2023年6月期は売上高・利益ともに上方修正し2ケタ成長の見込み
・ハイエンド人材の需要拡大を捉え、引き続き堅調に推移する見通し
(執筆:フィスコ客員アナリスト 中山博詞)
<SI>
アクシスコンサルティング<9344>は、ハイエンド人材(企業や社会の課題解決・価値創造を推進する高レベルな専門性と能力を持つ人材)の正社員採用サービスを軸としたエージェント企業である。20年以上のキャリアを持ち、2023年3月に新規上場した。創業以来、人材を資本として捉えたヒューマンキャピタル事業を展開している。あらゆる企業や組織の「課題解決と価値創造のパートナー」として寄り添い、一人ひとりに柔軟な働き方や自律的なキャリア形成、活躍の場の広がりを提供している。同社の特長は、企業は経営・事業課題に応じてコンサルタントの採用・フリーコンサルタントの活用・スポットコンサルを利用することができ、コンサルタントは転職・独立・副業という点から同社の人材紹介及びスキルシェアサービスを利用することができる点である。これが、同社が言う「人的資本の最大化・最適化・再配置」である。
1. 2023年6月期第3四半期の連結業績
2023年6月期第3四半期の連結業績は、売上高は前年同期比30.0%増の3,236百万円、営業利益は同7.4%減の539百万円、経常利益は同11.4%減の511百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は同12.8%減の342百万円となった。国内のDXの動きや事業会社における課題解決に向けた活発な動きに伴いハイエンド人材に対する需要が増加し、人材紹介事業、スキルシェア事業ともに業績を伸ばした。
2. 2023年6月期連結業績の見通し
2023年6月期連結業績は、売上高は4,313百万円(前期比22.8%増)、営業利益は651百万円(同29.9%増)、経常利益は619百万円(同25.6%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は406百万円(同25.1%増)と、2023年5月に業績予想の上方修正を行った。人材紹介事業においては、事業会社向けの案件が想定より下回るものの、コンサルティングファームのマネージャー以上の高収入案件が好調に推移する見込みである。スキルシェア事業においては、プロジェクトを一部見直ししたため稼働人数は減少するも、稼働率の高いコンサルティングファーム向けの案件が増加し、期初予想とほぼ同水準の売上高となる見込みである。
3. 成長戦略
同社は、主力であるコンサルティングファーム向けの正社員採用サービスへ継続して注力しつつ、事業会社向け正社員採用サービス、「フリーコンサルBiz」「コンパスシェア」を含めた複合サービスによるリカーリングビジネスを推進することで業績拡大をねらう。その戦略のカギを握るのが自社データベースの活用総数の向上であり、2025年6月期までに次の4つの重点施策に取り組む。1)スポットコンサルサービス「コンパスシェア」によるデータベースの自律的拡大を目指す「副業サービス強化」、2)クロスセルチーム立ち上げによるソリューション提案力の強化を目指す「アップセル・クロスセル強化」、3)人材獲得・企業獲得のための広告宣伝・プロモーションを戦略的に図る「マーケティング強化」、4)リカーリングビジネス活性化のためのデータベース整備やサービス拡充のための「システム投資」、である。これらの施策によりデータベースの総量拡大及び活用率の向上を図るとしている。
■Key Points
・2023年3月に新規上場したハイエンド人材に特化したエージェント企業
・2023年6月期第3四半期の売上高は前年同期比30.0%増の大幅な増収
・2023年6月期は売上高・利益ともに上方修正し2ケタ成長の見込み
・ハイエンド人材の需要拡大を捉え、引き続き堅調に推移する見通し
(執筆:フィスコ客員アナリスト 中山博詞)
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