乾汽船、今期経常を2.2倍上方修正・14期ぶり最高益、配当も81円増額

　乾汽船 <9308> が8月12日大引け後(15:00)に決算を発表。22年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常損益は24億円の黒字(前年同期は8.1億円の赤字)に浮上して着地した。
　併せて、通期の同損益を従来予想の39.2億円の黒字→87.6億円の黒字(前期は13.2億円の赤字)に2.2倍上方修正し、14期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。
　同時に、4-9月期(上期)の同損益を従来予想の25.8億円の黒字→51.6億円の黒字(前年同期は15.2億円の赤字)に99.8％上方修正し、従来の14期ぶりの上期の過去最高益予想をさらに上乗せした。

　業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の51円→132円(前期は6円)に大幅増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である4-6月期(1Q)の売上営業損益率は前年同期の-18.9％→29.9％に急改善した。

株探ニュース