三井倉ＨＤ、上期経常を一転1％増益に上方修正

　三井倉庫ホールディングス <9302> が8月7日後場(13:30)に決算を発表。19年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比22.5％増の26億円に伸びた。
　併せて、4-9月期(上期)の同利益を従来予想の28億円→37億円(前年同期は36.5億円)に32.1％上方修正し、一転して1.2％増益見通しとなった。
　なお、通期の経常利益は従来予想の64億円(前期は65.2億円)を据え置いた。

　直近3ヵ月の実績である4-6月期(1Q)の売上営業利益率は前年同期の3.1％→4.8％に改善した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　当第1四半期において、国内外のフォワーディング業務が好調に推移し、自動車試作品、部品に係る航空貨物のプロジェクト輸送が発生したことなどから業績が予想を上回り推移した結果を踏まえ、第2四半期累計期間の連結業績予想値を修正いたしました。なお、通期業績予想については下期の動向を精査中であり、平成30年5月8日に公表した数値を据え置いております。今後、業績動向を踏まえ、修正の必要がある場合は、速やかに開示いたします。