王子ＨＤや日本紙など製紙大手が堅調、ガストが樹脂製ストロー廃止で思惑働く◇

　王子ホールディングス<3861.T>や日本製紙<3863.T>など製紙大手が堅調な動きとなっている。すかいらーくホールディングス<3197.T>がこの日、グループの全業態（海外店舗含む）で使用している使い捨てプラスチック製ストローの使用を原則廃止することを決定したと発表したことを受けて、紙製代替品への需要が高まるとの思惑から買われているようだ。

　すかいらーくＨＤでは第１段階として、全国に約１３７０店を展開するガストで、ドリンクバーに常備しているプラスチック製ストローの使用を今年１２月までに廃止し、さらに、２０２０年開催の東京オリンピック・パラリンピックまでに、全業態での使用を順次廃止するという。また、これを受けて取引拡大への期待から国際紙パルプ商事<9274.T>も高い。

（注）タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所：minkabuPRESS