決算プラス・インパクト銘柄 【東証2部・新興市場】引け後 … アイドマＨＤ、Ｔ＆Ｓ、シンワワイズ (7月14日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証2部・新興市場の銘柄である。株価が決算発表前日の7月13日から14日の決算発表を経て15日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　バリュエンス <9270>
　21年8月期第3四半期累計(20年9月-21年5月)の連結経常損益は2.5億円の黒字(前年同期は3.6億円の赤字)に浮上して着地した。

★No.2　関通 <9326>
　22年2月期の連結経常利益を従来予想の6.3億円(前期は3.8億円)を据え置いた。

★No.3　シンワワイズ <2437>
　21年5月期の連結経常損益は1.9億円の黒字(前の期は3.2億円の赤字)に浮上した。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<9270> バリュエンス 　東Ｍ 　 +24.27 　　7/14　　　3Q　　　　黒転
<9326> 関通 　　　　　東Ｍ 　 +21.23 　　7/14　　　1Q　　　434.38
<2437> シンワワイズ 　ＪＱ 　 +15.89 　　7/14　本決算　　　　　－
<7373> アイドマＨＤ 　東Ｍ 　 +12.97 　　7/14　　　3Q　　　　　－
<7083> ＡＨＣ 　　　　東Ｍ 　 +10.00 　　7/14　　上期　　　　赤転

<3021> ＰＣＮＥＴ 　　東２　　 +9.72 　　7/14　本決算　　　 20.58
<6086> シンメンテ 　　東Ｍ　　 +7.39 　　7/14　　　1Q　　　168.49
<1401> エムビーエス 　東Ｍ　　 +6.74 　　7/14　本決算　　　　　－
<4616> 川上塗 　　　　東２　　 +5.41 　　7/14　　上期　　 1580.00
<1434> ＪＥＳＣＯ 　　東２　　 +4.11 　　7/14　　　3Q　　　128.40

<4055> Ｔ＆Ｓ 　　　　東Ｍ　　 +3.10 　　7/14　　上期　　　　5.99
<7515> マルヨシ 　　　東２　　 +3.09 　　7/14　　　1Q　　　-49.68
<3670> 協立情報通信 　ＪＱ　　 +1.18 　　7/14　　　1Q　　　 81.03
<2798> Ｙｓテーブル 　東２　　 +1.06 　　7/14　　　1Q　　　　赤縮
<3935> エディア 　　　東Ｍ　　 +0.87 　　7/14　　　1Q　　　　黒転

<7829> サマンサＪＰ 　東Ｍ　　 +0.71 　　7/14　　　1Q　　　　赤縮
<4317> レイ 　　　　　ＪＱ　　 +0.30 　　7/14　　　1Q　　　　赤縮
<8887> リベレステ 　　ＪＱ　　 +0.13 　　7/14　本決算　　　 27.80

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした15日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「1Q」は第1四半期決算。「上期」は第2四半期累計決算。「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース