東京汽、今期経常を一転8％増益に上方修正

　東京汽船 <9193> [東証２] が2月7日後場(13:00)に業績修正を発表。19年3月期の連結経常利益を従来予想の8.1億円→10.9億円(前期は10.1億円)に34.4％上方修正し、一転して8.1％増益見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の0.5億円→3.3億円(前年同期は4.5億円)に6.1倍増額し、減益率が87.8％減→25.7％減に縮小する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　通期の連結業績予想につきましては、曳船事業において特殊海難救助作業の発生等により売上高が当初予想より上回る見込みとなったこと、及び原油価格が10月以降急落したため燃料油価格が想定よりも低下したことが寄与し、営業利益は749百万円（前回予想比40.3％増）、経常利益は1,094百万円（前回予想比34.4％増）、親会社株主に帰属する当期純利益は871百万円（前回予想比23.0％増）と当初予想数値を上回る見通しとなりましたので平成30年5月15日に公表した業績予想数値を修正いたします。（注）上記の予想数値につきましては、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後様々な要因によって予想数値と異なる場合があります。