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クオルテックのニュース
クオルテック <9165> [東証G] が2月7日大引け後(15:00)に業績修正を発表。24年6月期の経常利益(非連結)を従来予想の5.7億円→3.4億円(前期は2.9億円)に40.3%下方修正し、増益率が95.3%増→16.6%増に縮小する見通しとなった。
なお、7-12月期(上期)の業績見通しは引き続き開示しなかった。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
2024年6月期通期業績につきましては、当社主力事業である信頼性評価事業の堅調な成長率を背景に、微細加工事業の受注回復の想定のもと策定いたしましたが、最新の情報を精査した結果、売上高及び営業利益以下の段階利益を達成することが困難であることが判明したため、業績予想の下方修正を行うことを決定いたしました。売上高増減額の内訳は信頼性評価事業△192百万円(構成比48.2%)、微細加工事業△166百万円(同41.7%)、その他事業△40百万円(同10.1%)であります。<売上高>信頼性評価事業は、自動車業界を中心とした堅調な成長率を背景に売上高を予想し、概ね順調に推移して参りました。しかしながら、パワーサイクル試験で、パワー半導体化合物素材の端境期に入った顧客からの受注が低迷し、かつ、同端境期特有の試験期間短縮等が発生したことで、予想した売上高の伸びには至らない見込みとなりました。顧客動向からこの端境期の影響については短期的なものであることが想定されたことから、好調な他の検査等による挽回に努めて参りましたが、昨今の顧客品質問題による先行き不透明感が増したこともあり、当初の業績予想値までの売上高の伸びは見込めないものと判断いたしました。この結果、業績予想比△5.7%の減収(前期比10.7%の増収)見込みとなりました。微細加工事業は、市況の回復と通信分野に加えヘルスケア分野への進出を本格化させることで売上高の増加を見込んでおりました。しかしながら、試作品加工では好調であった昨年並みに受注しているものの、顧客の試作品開発進捗が当社の事業領域工程まで進まない状況が継続しており、量産品加工においては、当事業年度に入ってから回復基調となるも、全体的には未だ市場での在庫調整局面が長引いている状況であり、本格的な回復には至りませんでした。加えて、当期受注を見込んだ医療用バイオセンサーの量産試作が顧客の臨床試験認可の遅れにより、来期に遅延する可能性が高くなりました。この結果、当初見込んでいた大幅な増収とはならず小幅な回復に留まり、業績予想比△37.7%の減収(前期比12.4%の増収)見込となりました。その他事業は、バイオ事業において、ペット購買需要の減衰に伴う遺伝子検査の受注が減少し、加えて価格競争の激化もあり、当期中の受注回復が見込めないものとの判断に至りました。この結果、業績予想比△21.9%の減収(前期比△7.3%の減収)見込となりました。<営業利益、経常利益及び当期純利益>当社の収益構造は固定費比率が高く、売上高の増減が各段階利益に大きく影響いたします。顧客からの引き合い状況を踏まえ、中長期での需要の増加に応える体制を確保しつつも、業績予想への影響を最小限に留めるべく、設備の修繕時期の調整やコスト削減活動推進等、全社挙げての固定費の削減を可能な限り進めております。しかしながら収益構造上、今回の売上高予想の修正による各段階利益への影響は大きく、営業利益以下の段階利益の予想が大きく減少する見込となりました。3.役員賞与の減額について上記の業績予想の修正内容等を真摯に受け止め、その経営上の責任を明確にするため、社内取締役及び取締役を兼務しない執行役員の2024年6月期の役員賞与については、標準額から50%減額することといたしました。※上記の予想は、現時点で入手可能な情報に基づいたものであり、実際の業績は今後様々な要因によって異なる結果となる可能性があります。
なお、7-12月期(上期)の業績見通しは引き続き開示しなかった。
株探ニュース
会社側からの【修正の理由】
2024年6月期通期業績につきましては、当社主力事業である信頼性評価事業の堅調な成長率を背景に、微細加工事業の受注回復の想定のもと策定いたしましたが、最新の情報を精査した結果、売上高及び営業利益以下の段階利益を達成することが困難であることが判明したため、業績予想の下方修正を行うことを決定いたしました。売上高増減額の内訳は信頼性評価事業△192百万円(構成比48.2%)、微細加工事業△166百万円(同41.7%)、その他事業△40百万円(同10.1%)であります。<売上高>信頼性評価事業は、自動車業界を中心とした堅調な成長率を背景に売上高を予想し、概ね順調に推移して参りました。しかしながら、パワーサイクル試験で、パワー半導体化合物素材の端境期に入った顧客からの受注が低迷し、かつ、同端境期特有の試験期間短縮等が発生したことで、予想した売上高の伸びには至らない見込みとなりました。顧客動向からこの端境期の影響については短期的なものであることが想定されたことから、好調な他の検査等による挽回に努めて参りましたが、昨今の顧客品質問題による先行き不透明感が増したこともあり、当初の業績予想値までの売上高の伸びは見込めないものと判断いたしました。この結果、業績予想比△5.7%の減収(前期比10.7%の増収)見込みとなりました。微細加工事業は、市況の回復と通信分野に加えヘルスケア分野への進出を本格化させることで売上高の増加を見込んでおりました。しかしながら、試作品加工では好調であった昨年並みに受注しているものの、顧客の試作品開発進捗が当社の事業領域工程まで進まない状況が継続しており、量産品加工においては、当事業年度に入ってから回復基調となるも、全体的には未だ市場での在庫調整局面が長引いている状況であり、本格的な回復には至りませんでした。加えて、当期受注を見込んだ医療用バイオセンサーの量産試作が顧客の臨床試験認可の遅れにより、来期に遅延する可能性が高くなりました。この結果、当初見込んでいた大幅な増収とはならず小幅な回復に留まり、業績予想比△37.7%の減収(前期比12.4%の増収)見込となりました。その他事業は、バイオ事業において、ペット購買需要の減衰に伴う遺伝子検査の受注が減少し、加えて価格競争の激化もあり、当期中の受注回復が見込めないものとの判断に至りました。この結果、業績予想比△21.9%の減収(前期比△7.3%の減収)見込となりました。<営業利益、経常利益及び当期純利益>当社の収益構造は固定費比率が高く、売上高の増減が各段階利益に大きく影響いたします。顧客からの引き合い状況を踏まえ、中長期での需要の増加に応える体制を確保しつつも、業績予想への影響を最小限に留めるべく、設備の修繕時期の調整やコスト削減活動推進等、全社挙げての固定費の削減を可能な限り進めております。しかしながら収益構造上、今回の売上高予想の修正による各段階利益への影響は大きく、営業利益以下の段階利益の予想が大きく減少する見込となりました。3.役員賞与の減額について上記の業績予想の修正内容等を真摯に受け止め、その経営上の責任を明確にするため、社内取締役及び取締役を兼務しない執行役員の2024年6月期の役員賞与については、標準額から50%減額することといたしました。※上記の予想は、現時点で入手可能な情報に基づいたものであり、実際の業績は今後様々な要因によって異なる結果となる可能性があります。
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