＜チャートの視点＞＝玉井船、一目均衡表の雲を上抜く

　玉井商船<9127.T>はきょう、前週末比４円高の１３４円まで上昇。一目均衡表で、先行スパン１（４日時点：１２１円）と先行スパン２（同：１３１円）で囲まれた範囲（雲）を上抜けた。また、ザラ場では３月１３日以来、約４カ月ぶりに７５日移動平均線（４日時点：１３２円）に対するプラスカイ離を回復。５日移動平均線（同：１２７円）はきょうにも２５日移動平均線（同：１２７円）を上抜ける見通しだ。足もとでは出来高も増加傾向にあり、５月２１日につけた年初来安値１１０円を底にした出直り局面は新たな局面を迎えつつあるようだ。
　なお、１５年３月期通期の連結業績見通しは、売上高６９億円（前期比０．５％減）、営業利益１億９０００万円（同７１．２％増）、経常利益１０００万円（同７９．６％減）、最終利益４億７０００万円（同８．９％減）が見込まれている。

玉井船の株価は１３時３１分現在１３４円（△４円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）