名鉄運、前期経常を32％上方修正

　名鉄運輸 <9077> [名証２] が5月6日大引け後(17:00)に業績修正を発表。21年3月期の連結経常利益を従来予想の28億円→37億円(前の期は48.5億円)に32.1％上方修正し、減益率が42.3％減→23.7％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の19.2億円→28.2億円(前年同期は20.1億円)に46.8％増額し、一転して39.9％増益計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　2021 年３月期通期の連結業績につきましては、新型コロナウイルス感染症拡大による工場の休業や生産縮小、流通・サービス産業の営業自粛に伴う貨物取扱量への影響を勘案し、業績予想を策定しておりましたが、下期以降、当社グループの収入は回復傾向にあり、前回発表予想に比べ、売上高は増加する見込みです。　また、利益面についても、運送委託料等の経費削減に努め、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益が前回予想を上回る見込みです。（注） 上記記載の業績予想につきましては、発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は今後様々な要因によって予想数値と異なる場合があります。