京極運、前期経常を27％上方修正

　京極運輸商事 <9073> [東証Ｓ] が5月12日大引け後(15:10)に業績修正を発表。23年3月期の連結経常利益を従来予想の7000万円→8900万円(前の期は2億0400万円)に27.1％上方修正し、減益率が65.7％減→56.4％減に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常損益も従来予想の3500万円の赤字→1600万円の赤字(前年同期は1億2400万円の黒字)に上方修正し、赤字幅が縮小する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　貨物自動車運送事業において、2022年10月以降輸送量が大きく減少したため、新規ユーザーの開拓などに努めましたが、完全な回復には至りませんでした。こうした中、運賃の値上げについて荷主のご理解を得ることができたため、利益の改善を図ることができました。　また、当グループが保有する投資有価証券を売却し、利益の確保に努めました。　これにより、営業利益、経常利益及び親会社株主に帰属する当期純利益においても前回発表予想を上回り増益となる見込みです。