日新、上期経常を7％上方修正、通期も増額

　日新 <9066> [東証Ｐ] が10月30日後場(13:00)に業績修正を発表。24年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益を従来予想の45億円→48億円(前年同期は82.7億円)に6.7％上方修正し、減益率が45.6％減→42.0％減に縮小する見通しとなった。
　上期業績の好調に伴い、通期の連結経常利益も従来予想の90億円→93億円(前期は136億円)に3.3％上方修正し、減益率が34.0％減→31.8％減に縮小する見通しとなった。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　当第２四半期連結会計期間におきましては、取り扱い物量の伸び悩みや運賃下落の影響等により売上高は当初計画を下回る見込みとなりました。利益面においては、営業利益は売上高減少による影響を受けましたが、コスト削減や業務効率化により若干の減少見込みとなりました。経常利益、親会社株主に帰属する四半期純利益につきましては、持分法による投資利益が当初想定を上回ったことや政策保有株式縮減方針の下、保有株式の売却を進め、投資有価証券売却益を特別利益に計上したこと等により、当初の計画を上回る見通しとなりました。　また、通期業績予想に関しましては、取り扱い物量の本格的回復にはなお時間を要することが見込まれることや上期進捗も反映し、売上高、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益について修正するものであります。（注）業績予想につきましては、現時点で入手可能な情報から得られた判断に基づき作成したものであり、リスクや不確定要素を含んでおりますので、実際の業績はこれらの予想数値と異なる場合があります。