＜チャートの視点＞＝山九、一目均衡表の雲を上抜く

　山九<9065.T>はきょう、前日比１８円高の５２０円まで上昇。一目均衡表で、先行スパン１（２８日時点：５１０円）と先行スパン２（同：４７１円）で囲まれた範囲（雲）を上抜けた。７月８日に年初来高値５３２円をつけたあとは調整を強いられたものの、８月５日安値４６６円を底に反転。上昇基調にある７５日移動平均線が下支えする格好となっており、足もとではきょうにも５日移動平均線（２８日時点：４９７円）と２５日移動平均線（同：４９９円）とのゴールデン・クロスが実現する見通しとなっている。
　なお、８月４日に発表された１５年３月期第１四半期（４～６月）の連結決算は、売上高が１１５２億９４００万円（前年同期比１３．９％増）。営業利益は５３億８４００万円（同２．２倍）となり、上半期計画９７億円に対する進捗率は５５．５％となっている。

山九の株価は１３時５９分現在５１９円（△１７円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）