アルプス物流、10-12月期(3Q)経常は32％増益、今期配当を5円増額修正

　アルプス物流 <9055> が1月28日大引け後(15:00)に決算を発表。21年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比2.1％減の32.2億円となり、通期計画の37億円に対する進捗率は87.2％に達し、5年平均の77.7％も上回った。

　会社側が発表した第3四半期累計の実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した1-3月期(4Q)の連結経常利益は前年同期比19.6％減の4.7億円に減る計算になる。

　同時に、今期の年間配当を従来計画の20円→25円(前期は20円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比31.6％増の17.7億円に拡大し、売上営業利益率は前年同期の4.8％→6.4％に改善した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　当社は、2021年１月21日をもちまして東京証券取引所市場第一部銘柄に指定されました。これもひとえに株主の皆様はじめ、関係各位のご支援の賜物と心より感謝申し上げます。　つきましては、株主の皆様の日頃のご支援に感謝の意を表すとともに、東京証券取引所市場第一部銘柄指定を記念いたしまして、2021年３月期の期末配当において１株当たり５円の記念配当を実施することといたしました。　この結果、2021年３月期の１株当たりの期末配当金は、普通配当10円に記念配当５円を加えて１株当たり15円、年間配当は中間配当10円と合わせて25円となる予定です。