山陽電、今期経常を13％下方修正

　山陽電気鉄道 <9052> が2月8日大引け後(15:00)に決算を発表。22年3月期第3四半期累計(4-12月)の連結経常利益は前年同期比2.7倍の20.1億円に急拡大した。
　しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の20.6億円→17.8億円(前期は9.4億円)に13.3％下方修正し、増益率が2.2倍→90.1％増に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の7.4億円→4.6億円(前年同期は8.2億円)に37.1％減額し、減益率が10.5％減→43.7％減に拡大する計算になる。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比8.9％増の6.9億円に伸び、売上営業利益率は前年同期の5.2％→6.8％に改善した。

株探ニュース