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ヒガシトゥエンティワンのニュース
■成長戦略
1. 中長期成長戦略
ヒガシトゥエンティワン<9029>は成長加速を実現するために、2020年7月に、新長期経営ビジョン「ヒガシ21グループ VISION2030」及び3ヶ年の「中期経営計画2023」を公表した。「お客様に最高のサービスをお届けするために変革し続ける企業」の実現に向け、スタートアップと位置付ける「中期経営計画2023」では、SDGs達成を目標とするESG経営を基本方針としている。
数値目標としては、2023年3月期に売上高300億円、重点事業領域比率45.0%(2020年3月期は30.0%)、3年累計営業キャッシュ・フロー36億円、ROE6%以上、2030年3月期に売上高500億円以上、重点事業領域比率63.0%、従業員数1,850名を掲げている。
「中期経営計画2023」では、M&Aや大規模倉庫投資、人員増強といった成長投資の推進と投資財源の確保、安定的な株主還元の実現に向けて、営業キャッシュ・フロー創出力を重要な経営指標に位置付けている。
2. 主要取り組み項目
主要取り組み項目としては、(1) ITシステム強化、(2)人材採用・育成、(3) ホールディングス機能の強化、(4) コーポレート・ガバナンス目標、の4点を掲げている。
(1) ITシステム強化
「インフラ・セキュリティ強化」と「ITを活用したサービス力の進化」の2点に取り組む。「インフラ・セキュリティ強化」としては、事業の継続的な成長に不可欠なITインフラを守るためのセキュリティ対策強化やリモートワーク等に対応するための通信インフラ整備の強化、高水準のセキュリティ・インフラ環境を維持するための継続的、計画的なIT投資を行う。また、「ITを活用したサービス力の進化」としては、ITを活用することで、顧客から求められるサービスの品質・効率性の進化、既存事業の成長や新事業創出の加速化、グループ統合マネジメントシステムの導入によりグループ全体での管理の標準化と管理コスト圧縮の実現、開発スピードと開発効率の向上のため、事業拡大の礎となるベンダーに依存しない開発基盤の確立を目指す。
(2)人材採用・育成
人材採用では、会社活性化のため新卒採用を積極化し、3ヶ年中期経営計画期間中に60人の新卒採用(前3年間累計は35名)を目指す。また、2023年3月末のグループ社員数1,100名を想定している。人材教育では、物流プロフェッショナルを育成する匠塾(社内独自教育)の拡大と上位のプロを育成する中級レベル研修や、リーダー層育成を目的とした管理者の意識変革研修を実施する。
(3) ホールディングス機能の強化
既にオフィスサービス事業などの戦略事業等について分社化を進め、事業の機動力を高めているが、これに加えて本社のホールディングス機能を強化して、グループ全体最適化を実現するためのシナジー実現を図る。
(4) コーポレート・ガバナンス目標
開かれたガバナンス体制によるリスク管理の徹底と中長期視点での議論を通じ、さらなる企業価値向上を目指す。継続的な取り組み方針としては、経営を多様な視点で分析可能な人材を社外取締役に選任することや、女性取締役の参画により多様な価値観を意思決定に反映させること、取締役会実効性評価により、取締役会のさらなる進化の実現を目指す。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田雅展)
<YM>
1. 中長期成長戦略
ヒガシトゥエンティワン<9029>は成長加速を実現するために、2020年7月に、新長期経営ビジョン「ヒガシ21グループ VISION2030」及び3ヶ年の「中期経営計画2023」を公表した。「お客様に最高のサービスをお届けするために変革し続ける企業」の実現に向け、スタートアップと位置付ける「中期経営計画2023」では、SDGs達成を目標とするESG経営を基本方針としている。
数値目標としては、2023年3月期に売上高300億円、重点事業領域比率45.0%(2020年3月期は30.0%)、3年累計営業キャッシュ・フロー36億円、ROE6%以上、2030年3月期に売上高500億円以上、重点事業領域比率63.0%、従業員数1,850名を掲げている。
「中期経営計画2023」では、M&Aや大規模倉庫投資、人員増強といった成長投資の推進と投資財源の確保、安定的な株主還元の実現に向けて、営業キャッシュ・フロー創出力を重要な経営指標に位置付けている。
2. 主要取り組み項目
主要取り組み項目としては、(1) ITシステム強化、(2)人材採用・育成、(3) ホールディングス機能の強化、(4) コーポレート・ガバナンス目標、の4点を掲げている。
(1) ITシステム強化
「インフラ・セキュリティ強化」と「ITを活用したサービス力の進化」の2点に取り組む。「インフラ・セキュリティ強化」としては、事業の継続的な成長に不可欠なITインフラを守るためのセキュリティ対策強化やリモートワーク等に対応するための通信インフラ整備の強化、高水準のセキュリティ・インフラ環境を維持するための継続的、計画的なIT投資を行う。また、「ITを活用したサービス力の進化」としては、ITを活用することで、顧客から求められるサービスの品質・効率性の進化、既存事業の成長や新事業創出の加速化、グループ統合マネジメントシステムの導入によりグループ全体での管理の標準化と管理コスト圧縮の実現、開発スピードと開発効率の向上のため、事業拡大の礎となるベンダーに依存しない開発基盤の確立を目指す。
(2)人材採用・育成
人材採用では、会社活性化のため新卒採用を積極化し、3ヶ年中期経営計画期間中に60人の新卒採用(前3年間累計は35名)を目指す。また、2023年3月末のグループ社員数1,100名を想定している。人材教育では、物流プロフェッショナルを育成する匠塾(社内独自教育)の拡大と上位のプロを育成する中級レベル研修や、リーダー層育成を目的とした管理者の意識変革研修を実施する。
(3) ホールディングス機能の強化
既にオフィスサービス事業などの戦略事業等について分社化を進め、事業の機動力を高めているが、これに加えて本社のホールディングス機能を強化して、グループ全体最適化を実現するためのシナジー実現を図る。
(4) コーポレート・ガバナンス目標
開かれたガバナンス体制によるリスク管理の徹底と中長期視点での議論を通じ、さらなる企業価値向上を目指す。継続的な取り組み方針としては、経営を多様な視点で分析可能な人材を社外取締役に選任することや、女性取締役の参画により多様な価値観を意思決定に反映させること、取締役会実効性評価により、取締役会のさらなる進化の実現を目指す。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田雅展)
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