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グローム・ホールディングスのニュース
<動意株・29日>(大引け)=メタップス、凸版、イマジカGなど
メタップス<6172.T>=大幅反発。この日、グループのメタップスメインメントが展開するチケット販売サービス「チケットペイ」が、同じくグループのpringが提供する送金アプリ「pring(プリン)」を活用したオンラインイベント支援を開始したと発表しており、これが好感されている。オンラインミーティングシステム「Zoom」を活用したライブ配信やオンラインイベントに対して、「Zoom連携+投げ銭サービス」パッケージを提供するという。既に2.5次元舞台などの企画制作を行うOffice ENDLESS(東京都新宿区)と、自治体やプロレスのイベント・プロモーションを行うコラボ総研(東京都千代田区)が提供する、Zoomなどでのイベント企画に向けて機材・撮影などのサポートも含めた「ファン・キャス」プロジェクトに導入されているという。
凸版印刷<7911.T>=急伸。28日の取引終了後、集計中の20年3月期連結業績について、営業利益が570億円から660億円(前の期比44.3%増)へ、純利益が600億円から860億円(同2.1倍)へ上振れて着地したようだと発表したことが好感されている。情報コミュニケーション事業でペーパーメディアが想定以上に縮小したほか、エレクトロニクス事業でTFT液晶やフォトマスク、カラーフィルタなどが落ち込んだ影響で売上高は1兆5200億円から1兆4860億円(同1.5%増)へ下振れた。ただ、情報コミュニケーション事業でSP関連や電子書籍の拡大、教科書採択の順調に加えて、生活・産業事業で低差益受注品の見直しや原価削減の推進があり収益性が向上した。同時に、20年3月期の期末配当で20円の記念配当を実施し、40円の配当を行うと発表した。年間配当は60円(従来予想40円)となる。
IMAGICA GROUP<6879.T>=大幅高。28日の取引終了後、集計中の20年3月期連結業績について、売上高が930億円から940億円(前の期比4.2%増)へ、営業利益が12億円から13億円(同40.4%増)へ上振れて着地したようだと発表した。映像システム事業で放送局向け案件の納品が想定よりも堅調だったことなどが要因。ただ、為替差損の発生や減損損失の計上などで、純利益は12億円から6億円(前の期20億1000万円の赤字)へ下振れたとしている。
グローム・ホールディングス<8938.T>=ストップ高。きょうで4日続伸となり底値離脱の動きを鮮明としてきた。不動産のサブリースを基点に、東京都を地盤とした業務用不動産賃貸事業を展開する。28日取引終了後、21年3月期から5カ年にわたる中期経営計画を策定。25年3月期には営業利益段階で28億1700万円(前期実績は6億600万円の赤字)を目指すとしており、これがインパクトを与えた。業績回復シナリオを材料視する買いが集中し、株価を押し上げる格好となった。
保土谷化学工業<4112.T>=戻り足加速。同社が28日取引終了後に発表した20年3月期決算は営業利益が前の期比4%減の29億200万円となったが、有機EL材料や医薬中間体などが収益に貢献し従来予想の14億円を大幅に上回った。これをポジティブ視する形で値幅取りを狙った資金が流入した。株価は2月27日取引時間中以来約3カ月ぶりとなる4000円大台復帰を視野に捉えている。
広栄化学工業 <4367.T>=再浮上。物色人気を集め3日続伸となった。住友化学系の窒素化合物メーカーで医薬中間体と多価アルコールを主力とするが、新型コロナウイルス薬候補として注目されるアビガンの原料である「ピリジン」やレムデシビル原料の「ピロール」を供給していることから4月末を境に急速人気化、株価は5月11日に4780円の高値をつけ短期間で3倍近くに急騰し市場の注目を集めた経緯がある。その後は信用取引規制の動きなども出て株価は大きく調整したが、5月下旬以降は売り物が切れ2800円近辺を軸とするもみ合いに転じていた。引き続きコロナ薬の製造用原料メーカーとしての思惑は株価の先高期待を醸しており、直近、東証が29日売買分から信用取引の臨時措置(委託保証金率を50%以上とする)を解除することを発表、同日に日証金も増担保金徴収措置を解除することを発表したことを受け、これが投資資金再流入を誘う契機となった。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
凸版印刷<7911.T>=急伸。28日の取引終了後、集計中の20年3月期連結業績について、営業利益が570億円から660億円(前の期比44.3%増)へ、純利益が600億円から860億円(同2.1倍)へ上振れて着地したようだと発表したことが好感されている。情報コミュニケーション事業でペーパーメディアが想定以上に縮小したほか、エレクトロニクス事業でTFT液晶やフォトマスク、カラーフィルタなどが落ち込んだ影響で売上高は1兆5200億円から1兆4860億円(同1.5%増)へ下振れた。ただ、情報コミュニケーション事業でSP関連や電子書籍の拡大、教科書採択の順調に加えて、生活・産業事業で低差益受注品の見直しや原価削減の推進があり収益性が向上した。同時に、20年3月期の期末配当で20円の記念配当を実施し、40円の配当を行うと発表した。年間配当は60円(従来予想40円)となる。
IMAGICA GROUP<6879.T>=大幅高。28日の取引終了後、集計中の20年3月期連結業績について、売上高が930億円から940億円(前の期比4.2%増)へ、営業利益が12億円から13億円(同40.4%増)へ上振れて着地したようだと発表した。映像システム事業で放送局向け案件の納品が想定よりも堅調だったことなどが要因。ただ、為替差損の発生や減損損失の計上などで、純利益は12億円から6億円(前の期20億1000万円の赤字)へ下振れたとしている。
グローム・ホールディングス<8938.T>=ストップ高。きょうで4日続伸となり底値離脱の動きを鮮明としてきた。不動産のサブリースを基点に、東京都を地盤とした業務用不動産賃貸事業を展開する。28日取引終了後、21年3月期から5カ年にわたる中期経営計画を策定。25年3月期には営業利益段階で28億1700万円(前期実績は6億600万円の赤字)を目指すとしており、これがインパクトを与えた。業績回復シナリオを材料視する買いが集中し、株価を押し上げる格好となった。
保土谷化学工業<4112.T>=戻り足加速。同社が28日取引終了後に発表した20年3月期決算は営業利益が前の期比4%減の29億200万円となったが、有機EL材料や医薬中間体などが収益に貢献し従来予想の14億円を大幅に上回った。これをポジティブ視する形で値幅取りを狙った資金が流入した。株価は2月27日取引時間中以来約3カ月ぶりとなる4000円大台復帰を視野に捉えている。
広栄化学工業 <4367.T>=再浮上。物色人気を集め3日続伸となった。住友化学系の窒素化合物メーカーで医薬中間体と多価アルコールを主力とするが、新型コロナウイルス薬候補として注目されるアビガンの原料である「ピリジン」やレムデシビル原料の「ピロール」を供給していることから4月末を境に急速人気化、株価は5月11日に4780円の高値をつけ短期間で3倍近くに急騰し市場の注目を集めた経緯がある。その後は信用取引規制の動きなども出て株価は大きく調整したが、5月下旬以降は売り物が切れ2800円近辺を軸とするもみ合いに転じていた。引き続きコロナ薬の製造用原料メーカーとしての思惑は株価の先高期待を醸しており、直近、東証が29日売買分から信用取引の臨時措置(委託保証金率を50%以上とする)を解除することを発表、同日に日証金も増担保金徴収措置を解除することを発表したことを受け、これが投資資金再流入を誘う契機となった。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:MINKABU PRESS
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