明豊エンタ、今期経常を一転3％増益に上方修正、配当も1円増額

　明豊エンタープライズ <8927> [東証Ｓ] が7月14日大引け後(15:00)に業績・配当修正を発表。23年7月期の連結経常利益を従来予想の7.7億円→9.6億円(前期は9.3億円)に24.8％上方修正し、一転して3.1％増益見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した2-7月期(下期)の連結経常利益も従来予想の8.3億円→10.2億円(前年同期は9.2億円)に22.8％増額し、一転して11.0％増益計算になる。

　業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の8円→9円(前期は8円)に増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　2023年７月期における、当社グループの主力事業である不動産販売事業においては、主要ブランド『MIJAS（ミハス）』『ELFARO（エルファーロ）』などの投資用不動産の販売案件は、売上高については、当期販売予定案件が一部来期に繰り下げとなったことにより、前回発表予想をわずかに下回る見込みとなったものの、販売済み案件については想定より高い利益率・利益額を確保できたこと等により、各段階利益については、いずれも業績予想数値を上回って着地する見込みとなったため、2022年９月14日に公表した通期業績予想を上記のとおり修正いたします。（注）上記に記載した予想値は、本資料の発表日現在において当社が入手可能な情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づき作成したものであり、実際の業績等は様々な要因により変動する可能性があります。

　　当社は、企業価値の向上と株主の皆さまに対する利益還元を経営上の最重要課題としており、配当政策につきましては、株主の皆さまに対する利益還元と継続的な成長に必要となる内部留保の充実を考慮しつつ、安定した配当を継続することを基本方針としております。　今回修正の通期連結業績予想及び今後の経営環境等を総合的に勘案し、2023年７月期の期末配当につきまして、１株当たり９円に修正（増配）いたします。なお、本件につきましては、2023年10月26日開催予定の第55期定時株主総会に付議する予定です。（注）上記に記載した予想値は、本資料の発表日現在において当社が入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の配当金額につきましては、今後の業績動向など様々な要因により予想値とは異なる結果となる場合があります。