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ファースト住、上期経常は39%減益で下振れ着地、今期業績・期末配当を未定に変更

配信元:株探
投稿:2020/06/05 16:30
 ファースト住建 <8917> が6月5日大引け後(16:30)に決算を発表。20年10月期第2四半期累計(19年11月-20年4月)の連結経常利益は前年同期比38.8%減の11.1億円に落ち込み、従来予想の14.8億円を下回って着地。
 併せて、従来の通期業績予想(連結経常利益は33.4億円)を取り下げ、未定に変更した。

 同時に、従来43円を計画していた今期の年間配当を未定に変更した。

 直近3ヵ月の実績である2-4月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比39.5%減の7億円に落ち込み、売上営業利益率は前年同期の9.3%→6.3%に大幅悪化した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  新型コロナウイルス感染症の拡大により、各国においてロックダウンや外出自粛などが行われ、経済活動は大きく停滞し、世界経済は大きな打撃を受ける状況となっております。わが国におきましても、緊急事態宣言が発令され、休業、外出自粛を余儀なくされる事態となりました。また、依然として新型コロナウイルス感染症が収束するまでの見通しは立っておらず、景気の先行きについても予測することが極めて困難な状況となっております。 当社グループの事業活動におきましては、マスクの着用、除菌液の設置、シフト勤務やオフィスの分散などの感染防止対策を実施することで事業活動を継続してまいりましたため、当第2四半期連結累計期間の経営成績における影響は限定的であったと考えております。しかしながら、今後の景気及び新型コロナウイルス感染症の動向によっては、住宅需要、住宅供給可能棟数、不動産相場などが悪化し、これらが経営成績へ影響を及ぼす可能性があり、また、その影響を現時点で適正かつ合理的に算定することは非常に困難な状況であるため、令和2年10月期の通期連結業績予想につきましては前回発表予想を一旦取り下げ、未定とさせていただきます。 引き続き、新型コロナウイルス感染症による影響や景気動向、経営成績の進捗状況などを検討し、当社グループの連結業績予想について適正かつ合理的な算定が可能となった時点で、速やかに開示いたします。

  当社は、剰余金の配当につきましては、将来の事業展開に備えるための内部留保資金の確保、並びに企業業績等も勘案したうえで、安定した利益還元を念頭に置きながら、配当性向20%を目標として実施してまいりたいと考えております。しかしながら、上記の通り令和2年10月期通期連結業績予想を未定とすることから、当連結会計年度の期末配当予想についても前回予想を一旦取り下げ、未定とさせていただきます。 今後、当社グループの連結業績予想の算定が可能となった時点で、配当予想についても速やかに開示いたします。
配信元: 株探
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