決算プラス・インパクト銘柄 【東証1部】 … 神戸物産、クミアイ化、バロック (12月14日発表分)

―決算で買われた銘柄！ 上昇率ランキング―

　企業決算に対する評価は、マーケットでは「株価」として表される。ここでは、決算を受け止めて株価がいかに反応したかを探る。

　以下に挙げたのは、決算発表が「プラス・インパクト」となった可能性のある東証1部の銘柄である。株価が決算発表前日の12月13日から14日の決算発表を経て17日大引け現在、水準を切り上げている銘柄を上昇率の大きい順にランキングした。

★No.1　クミアイ化 <4996>
　18年10月期の連結経常利益は前の期比8.5％増の80.7億円になり、従来予想の64億円を上回り、減益予想から一転して増益で着地。

★No.2　神戸物産 <3038>
　18年10月期の連結経常利益は前の期比0.3％増の158億円になり、従来予想の148億円を上回り、減益予想から一転して増益で着地。

★No.3　フジコーポ <7605>
　18年10月期の経常利益(非連結)は前の期比22.3％増の28.6億円になり、従来予想の24億円を上回って着地。

■決算プラス・インパクト銘柄

コード　銘柄名　　　　市場　　上昇率 　発表日　決算期　経常変化率

<4996> クミアイ化 　　東１ 　 +12.48 　 12/14　本決算　　　　0.32
<3038> 神戸物産 　　　東１　　 +4.58 　 12/14　本決算　　　　2.96
<7605> フジコーポ 　　東１　　 +4.20 　 12/14　本決算　　　　2.97
<3548> バロック 　　　東１　　 +4.09 　 12/14　　　3Q　　　224.09
<8917> ファースト住 　東１　　 +1.73 　 12/14　本決算　　　 18.04

※上昇率は「決算発表前日の終値を基準とした17日大引け株価の変化率」。上昇率、経常変化率は「％」。本決算の経常変化率は今期予想。
「3Q」は第3四半期累計決算。

株探ニュース