ウッドＦ、今期経常を35％下方修正、配当も40円減額

　ウッドフレンズ <8886> [ＪＱ] が4月13日大引け後(15:00)に決算を発表。21年5月期第3四半期累計(20年6月-21年2月)の連結経常利益は前年同期比66.1％増の2.9億円に拡大した。
　しかしながら、併せて通期の同利益を従来予想の10億円→6.5億円(前期は3.1億円)に35.0％下方修正し、増益率が3.2倍→2.1倍に縮小する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した12-5月期(下期)の連結経常損益も従来予想の8.7億円の黒字→5.2億円の黒字(前年同期は0.5億円の赤字)に39.8％減額した計算になる。

　業績悪化に伴い、期末一括配当を従来計画の105円→65円(前期は20円)に大幅減額修正した。

　直近3ヵ月の実績である12-2月期(3Q)の連結経常損益は1.7億円の黒字(前年同期は1.9億円の赤字)に浮上し、売上営業損益率は前年同期の-1.5％→3.1％に大幅改善した。

株探ニュース