太平発、上期経常は2.8倍増益で上振れ着地

　太平洋興発 <8835> が11月10日大引け後(15:00)に決算を発表。22年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比2.8倍の1億6500万円に急拡大し、従来予想の7000万円を上回って着地。
　通期計画の4億5000万円に対する進捗率は36.7％となり、5年平均の36.8％とほぼ同水準だった。

　会社側が発表した上期実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比40.1％減の2億8500万円に落ち込む計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比36.3％減の1億3700万円に落ち込み、売上営業利益率は前年同期の4.6％→3.0％に悪化した。

株探ニュース