Ｔ＆Ｄ、前期経常を4％上方修正・最高益予想を上乗せ

　Ｔ＆Ｄホールディングス <8795> が4月28日大引け後(16:50)に業績修正を発表。21年3月期の連結経常利益を従来予想の2200億円→2280億円(前の期は1254億円)に3.6％上方修正し、増益率が75.4％増→81.8％増に拡大し、従来の6期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の699億円→779億円(前年同期は577億円)に11.4％増額し、増益率が21.2％増→35.0％増に拡大する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　経常収益は、新契約業績が想定を上回ったことに伴う保険料等収入の増加等により、前回発表予想を上回る見込みです。経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益、およびグループ修正利益※については、資産運用損益が想定を上回ったことにより、それぞれ前回発表予想を上回る見込みです。※当社グループではグループの経営実態を表す指標の一つとして、市場の変動により会計上生じる一時的な評価性損益を一部調整した「グループ修正利益」を導入しています。(注）上記の予想は、本資料発表日現在において入手可能な情報から得られた判断に基づいており、実際の業績は、様々な要因により記載の予想数値とは異なる結果となる可能性があります。