2008/02/12 18:50
◇マネパ、前期経常益6.4倍――年間配当6700円に
　外国為替証拠金取引のマネーパートナーズが12日発表した2007年12月期の連結決算は、経常利益が前の期比6.4倍となる45億円だった。米国の信用力の低い個人向け住宅融資（サブプライムローン）問題などにより外国為替相場が大きく変動し、顧客取引高が大幅に増えた。年間配当は6700円（前の期は無配）と、従来予想から100円増やした。
　売上高は3.2倍の71億円。顧客取引高が5.1倍の3560億通貨単位に急増した。主要通貨だけでなく、豪ドルなどの高金利通貨の取引が活発だった。
　同社の業績は相場変動の影響が大きく、決算期変更に伴い3カ月の変則決算となる08年3月期以降は予想を開示しない方針。同日発表した1月の顧客口座数は約2000の純増だった。株式相場の低迷で外為証拠金取引に資金を移す投資家が増え、口座開設の伸びが再び加速しているという


株式相場が変動しやすい今、今後もマネパの利益は上がると思います