日立キャピが４日続伸、グローバル事業好調と円安効果で１５年３月期通期予想を上方修正

　日立キャピタル<8586.T>が４日続伸。この日午後１時３０分、１５年３月期の連結業績予想を修正し、前回の営業収益１３９３億円を１４２８億円（前期比１１．６％増）、営業利益３５０億円を３７６億円（同１５．３％増）へ引き上げた。
　欧州を中心にグローバル事業が好調に推移、円安効果もあって、業績が計画を上振れる。ただ、競争力強化に向けた開発プロジェクトや制度変更に伴い、特別損失を計上することから、最終利益は前回予想の２４８億円（同１１．７％増）を据え置いた。
　なお、第３四半期累計（４～１２月）の連結決算は、営業収益１０６２億４４００万円（前年同期比１２．６％増）、営業利益２７９億９２００万円（同１５．５％増）、最終利益１９６億５０００万円（同１３．７％増）だった。

日立キャピの株価は１４時２６分現在２４５９円（△１４円）

出所：株経通信（株式会社みんかぶ）