大引け：日本橋梁、プロミスが大幅続伸、日産自動車は値を消す

　大引けの日経平均株価は126.87円安の9717.44円、ＴＯＰＩＸは6.31ポイント安の874.96ポイントで終了。東証一部の値上がり銘柄数437、値下がり銘柄数は1110、出来高は概算で19億3697万株、売買代金は概算で1兆2230億円でした。

　上方修正を好感して朝方高く始まった日産自動車<7201.T>も、絵画続かず大引けでは2円高の663円と値を消す展開。ホンダ<7267.T>、日産自動車<7201.T>と業績上方修正が続いたことから、自動車メーカートップのトヨタ自動車<7203.T>への上方修正期待が市場の話題となりましたが、既に織り込み済みとの見方で株価への反応はほとんどありませんでした。

　主力銘柄が軟調な相場展開となり、物色はゲリラ戦のように日本橋梁<5912.T>が続伸、シティグループがノンバンクセクターの投資判断を引き上げたことを手掛かりに、プロミス<8574.T>、武富士<8564.T>、アコム<8572.T>が上昇、日産自動車<7201.T>の関連で自動車部品関連が若干物色され、太平洋工業<7250.T>、市光工業<7244.T>が上昇しています。

　新興市場は、日経ジャスダック平均、マザーズ指数、ヘラクレス指数が揃って下落。上期最終利益を9000万円から1億500万円に上方修正したエーディーワークスがストップ高まで買われ、パナソニックと組んで通信機能内蔵ノートパソコンを発売すると報じられた日本通信もストップ高まで上昇。第3四半期決算が好感されたインフォマートや前日にコーヒーの種類を7品目増やすと発表した日本マクドナルドが高かった半面、今期営業利益を4億円から8000万円に下方修正したイナリサーチ、今期営業利益を20億円から12億円に下方修正したゲームオンなどが下落しました。

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