いわずと知れたメガバンク。
世界景気の回復とともにプラスになるものの、
メガバンク達は、増資した分、長期は戻りがそれほど期待できない。

不況の間も、債券で稼げるので、そこまで悪い業績にはならない。
ではなぜ売られるのか？世界的にも銀行は規制の波にさらされており、いまだにさらなる増資の懸念が完全になくならないのも上値の重い原因の一つだろう。

何にせよ、ここから3倍、4倍と戻ることは二度とないかもしれない。
もし戻ることがあるとするならば、海外に積極的に打って出て日本のメガバンクからアジアのメガバンクになろうと意識していることが、明確にビジョンとして現れ、それが実行に移されてからだろう。