鳥取銀、前期経常を66％下方修正

　鳥取銀行 <8383> [東証Ｓ] が4月28日大引け後(15:30)に業績修正を発表。22年3月期の連結経常利益を従来予想の13.5億円→4.6億円(前の期は16.1億円)に65.9％下方修正し、減益率が16.6％減→71.6％減に拡大する見通しとなった。

　会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常損益も従来予想の3.9億円の黒字→4.9億円の赤字(前年同期は9.5億円の黒字)に減額し、一転して赤字計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　保有する有価証券（株式）の評価損拡大に伴い減損処理を実施するほか、退職給付信託の一部解約に伴い特別利益を計上いたします。この結果、経常利益及び当期純利益が前回公表時の予想を下回る見込みとなったことから、2022 年3 月期通期の業績予想を修正するものです。