＜チャートの視点＞＝静岡銀、三角もちあい上放れの可能性浮上

　静岡銀行<8355.T>は、三角もちあい上放れの可能性が浮上している。７月７日に年初来高値１１４７円をつけたあとは上値が重くなっている一方、下値は上昇基調にある７５日移動平均線を支えに切り上がっている状況。足もとではきょうにも５日移動平均線（４日時点：１０８９円）が２５日移動平均線（同：１０８９円）を上抜ける見通しとなっているほか、一目均衡表では先行スパン１（４日時点：１１１５円）と先行スパン２（同：１０４２円）で囲まれた範囲（雲）の上限に接近しつつある。
　なお、７月３１日に発表された１５年３月期第１四半期（４～６月）の連結決算は、経常収益が６５４億３８００万円（前年同期比１２．７％減）、経常利益が３２０億９６００万円（同９．６％減）で着地。ただ、経常利益の上半期計画３６５億円に対する進捗率は８７．９％に達している。

静岡銀の株価は１３時３９分現在１０８９円（▼５円）


出所：株経通信（株式会社みんかぶ）