日産東ＨＤ、今期経常を一転15％増益に上方修正・最高益、配当も4円増額

　日産東京販売ホールディングス <8291> [東証Ｓ] が11月10日大引け後(15:00)に決算を発表。24年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比39.0％増の41.7億円に拡大した。
　併せて、通期の同利益を従来予想の57億円→70億円(前期は60.9億円)に22.8％上方修正し、一転して14.9％増益を見込み、2期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比8.4％減の28.3億円に減る計算になる。

　業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の15円→19円(前期は15円)に増額修正した。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比21.9％増の23.5億円に伸び、売上営業利益率は前年同期の5.8％→6.6％に改善した。

株探ニュース