三谷産が大幅３日続伸、第３四半期営業利益５６％増を好感

　三谷産業<8285.T>が大幅３日続伸し、昨年来高値更新。２５日の取引終了後に発表した第３四半期累計（１６年４～１２月）連結決算が、売上高４６６億５３００万円（前年同期比４．２％増）、営業利益９億８７００万円（同５５．８％増）、純利益９億８８００万円（同２．４倍）と大幅増益だったことが好感されている。

　化学品関連事業やエネルギー関連事業、情報システム関連事業は苦戦したものの、ベトナム子会社の車載向け樹脂成形品の量産が寄与した樹脂・エレクトロニクス関連事業が堅調だったほか、首都圏や北陸地区で元請け・リニューアル工事が増加した空調設備工事関連事業も好調に推移し、業績向上に貢献した。

　なお、１７年３月期通期業績予想は、売上高７１０億円（前期比４．８％増）、営業利益２３億円（同１７．８％増）、純利益１５億９０００万円（同１７．５％増）の従来予想を据え置いている。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）