ゼビオＨＤ、今期経常を10％上方修正

　ゼビオホールディングス <8281> が12月25日大引け後(15:00)に業績修正を発表。21年3月期の連結経常利益を従来予想の34億円→37.4億円(前期は58.4億円)に10.2％上方修正し、減益率が41.7％減→35.8％減に縮小する見通しとなった。ただ、通期の連結最終利益は従来予想の7.7億円→1.4億円(前期は4億円)に80.7％下方修正し、一転して63.5％減益見通しとなった。

　会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益も従来予想の29.1億円→32.6億円(前年同期は14.6億円)に11.9％増額し、増益率が99.0％増→2.2倍に拡大する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　2021年３月期第３四半期連結累計期間の足許の事業の状況等を踏まえ、売上高・営業利益・経常利益を上記のとおり修正します。また、東京ヴェルディ株式会社の連結子会社化に伴う会計処理により、親会社株主に帰属する当期純利益は、のれんの一括償却などの計上に伴い大きく減少する見通しとなっております。そのため、2020年11月６日に公表した2021年３月期の通期連結業績予想を修正することといたしました。　なお、2021年３月期の期末配当については、今回実施することとなる会計処理は臨時かつ現金支出を伴わないことを踏まえ、2020年11月６日に開示した一株当たり配当金額を変更しない予定としております。（注）上記予想は、当社グループが現在入手している情報および合理的であると判断する一定の前提に基づいており、その達成を当社グループとして約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。