平和堂が後場上げ幅を拡大、大型セール費用減少で上期は２ケタ営業増益

　平和堂<8276.T>が後場上げ幅を拡大し年初来高値を更新した。午後１時３０分ごろに発表した第２四半期累計（２月２１日～８月２０日）連結決算が、売上高２１４６億４３００万円（前年同期比０．４％増）、営業利益６５億３３００万円（同１６．０％増）、純利益４４億８２００万円（同１５．６％増）と２ケタ営業増益となったことが好感されている。

　中核事業のスーパー平和堂で、政策的に３月の大型セールを中止したことから、売上高は微増収にとどまったが、同セールに関連する費用が減少したことが利益押し上げに寄与した。また、小売周辺事業なども堅調だった。

　なお、１９年２月期通期業績予想は、売上高４４３０億円（前期比１．１％増）、営業利益１４２億円（同２．０％増）、純利益９５億円（同０．７％増）の従来見通しを据え置いている。

出所：minkabuPRESS