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*13:36JST フォーバル Research Memo(6):M&Aで資産規模拡大。自己資本比率40.5%と健全な財務基盤を堅持
■フォーバル<8275>の業績動向
2. 財務状況と経営指標
2024年3月期末の総資産は前期末比4,871百万円増の40,730百万円となった。そのうち流動資産は2,808百万円増であり、リース投資資産の888百万円増加及び現預金の765百万円増加が主な要因である。固定資産は2,063百万円増であり、M&Aによるのれんの971百万円増加及び有形固定資産の915百万円増加が主な要因である。
負債合計は前期末比2,758百万円増の22,979百万円となった。そのうち流動負債は287百万円増であり、前受金の500百万円増加が主な要因である。固定負債は2,470百万円増であり、新規連結に伴う長期借入金の2,389百万円増加が主な要因である。有利子負債(短期借入金、長期借入金、社債の合計)の残高は4,088百万円である。
経営指標(2024年3月期末)では、流動比率が162.4%(前期末148.5%)、自己資本比率が40.5%(同40.8%)となっており、健全かつ安定した財務基盤を堅持している。自己資本比率は5年前(2019年3月期末)の32.6%から7.9ポイント上昇した。これは、前期にフォーバルテレコムのビジネスモデルのシフトにより顧客獲得に伴う前払販売奨励金が減少したことに起因する。収益性に関しては、ROE(当期純利益÷自己資本)で12.9%(前期比0.9ポイント上昇)、ROA(経常利益÷総資産)で9.0%(同1.0ポイント上昇)、ROS(営業利益÷売上高)で5.1%(同1.0ポイント上昇)といずれの指標でも向上しており、効率性が高く稼げるビジネスモデルに磨きがかかっている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田秀夫)
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2. 財務状況と経営指標
2024年3月期末の総資産は前期末比4,871百万円増の40,730百万円となった。そのうち流動資産は2,808百万円増であり、リース投資資産の888百万円増加及び現預金の765百万円増加が主な要因である。固定資産は2,063百万円増であり、M&Aによるのれんの971百万円増加及び有形固定資産の915百万円増加が主な要因である。
負債合計は前期末比2,758百万円増の22,979百万円となった。そのうち流動負債は287百万円増であり、前受金の500百万円増加が主な要因である。固定負債は2,470百万円増であり、新規連結に伴う長期借入金の2,389百万円増加が主な要因である。有利子負債(短期借入金、長期借入金、社債の合計)の残高は4,088百万円である。
経営指標(2024年3月期末)では、流動比率が162.4%(前期末148.5%)、自己資本比率が40.5%(同40.8%)となっており、健全かつ安定した財務基盤を堅持している。自己資本比率は5年前(2019年3月期末)の32.6%から7.9ポイント上昇した。これは、前期にフォーバルテレコムのビジネスモデルのシフトにより顧客獲得に伴う前払販売奨励金が減少したことに起因する。収益性に関しては、ROE(当期純利益÷自己資本)で12.9%(前期比0.9ポイント上昇)、ROA(経常利益÷総資産)で9.0%(同1.0ポイント上昇)、ROS(営業利益÷売上高)で5.1%(同1.0ポイント上昇)といずれの指標でも向上しており、効率性が高く稼げるビジネスモデルに磨きがかかっている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 角田秀夫)
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