さいか屋、今期最終を一転赤字に下方修正

　さいか屋 <8254> [東証Ｓ] が3月14日大引け後(16:20)に業績修正を発表。23年8月期の連結最終損益を従来予想の3200万円の黒字→8100万円の赤字に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。ただ、通期の連結経常利益は従来予想の3600万円→4800万円に33.3％上方修正した。
　同時に、9-2月期(上期)の連結最終損益も従来予想の4200万円の黒字→8400万円の赤字に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。

　※22年8月期(6ヵ月決算)が決算期変更のため、前年同期に同じ期間がない場合は前年同期との比較を表記していません。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　2023年３月６日の「業績予想の修正（上方修正）に関するお知らせ」開示時点では、特別損失の計上を第３四半期で行う想定でおりましたが、その後の監査法人との協議の結果、第２四半期で計上することとなったため、業績予想の修正を行いました。なお、通期売上高におきましては、上期の上方修正額を起点とし、下記「４．今後の見通し」に記載のとおり、藤沢店の賃貸部分が２フロア増加することによる賃料収入増加と、それに伴う百貨店事業としての売上高減少を加味したものとなります。その結果、当初の業績予想値に近い数値となり、業績への影響は軽微となる見込みです。