丸栄が反落、衣料品販売の回復見込めず１７年２月期は４億５０００万円の営業赤字

　丸栄<8245.T>が反落。４日午後２時３０分、１７年２月期の連結業績予想の修正を発表し、売上高を２２５億円から１９３億円（前期比７．２％減）へ、営業損益を２億２０００万円の黒字から４億５０００万円の赤字（前期２億７８００万円の赤字）へ、最終損益を１０００万円の黒字から８億６０００万円の赤字（同５億６４００万円の赤字）へ下方修正したことが嫌気されている。

　衣料品販売の急速な回復が見込めないほか、インバウンド需要を背景とした免税売り上げも計画を下回るとしている。また、売り場改装が遅れることに伴う売り場閉鎖期間の延長も利益を圧迫すると見込んでいる。

　あわせて発表した第２四半期累計の連結決算は売上高９６億２５００万円（前年同期比８．０％減）、営業損益１億８５００万円の赤字（前年同期９６００万円の赤字）、最終損益４億７６００万円の赤字（同４７００万円の赤字）だった。

出所：株経ONLINE（株式会社みんかぶ）