マルイチ、今期経常は5％減益、前期配当を2円増額・今期も20円継続へ

　マルイチ産商 <8228> [名証Ｍ] が5月11日大引け後(16:40)に決算を発表。23年3月期の連結経常利益は前の期比2.2％減の22.6億円になり、24年3月期も前期比5.1％減の21.5億円に減る見通しとなった。3期連続減益になる。

　同時に、前期の年間配当を18円→20円(前の期は18円)に増額し、今期も20円を継続する方針とした。

　直近3ヵ月の実績である1-3月期(4Q)の連結経常損益は2億円の赤字(前年同期は1.2億円の黒字)に転落し、売上営業損益率は前年同期の0.0％→-0.6％に悪化した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　当社は株主の皆様への利益還元を重要課題と認識し、利益配分につきましては、安定した配当を行い、 また企業体質強化のための内部留保を確保することを基本方針としております。この方針に基づき、2023年３月期の期末配当につきましては、当期の連結業績等を総合的に勘案し、直近の配当予想から１株当たり２円増配の17円とすることといたしました。この結果、2023年３月期の年間配当金につきましては、既に実施しております中間配当３円とあわせまして、１株当たり20円となる予定です。