しまむら、１１年２月期連結営業利益予想は前期比６．１％増の３９２億円

　しまむらは１日引け後、１０年２月期決算を発表。１１年２月期の連結売上高予想を前期比４．３％増の４４８１億円、営業利益予想を同６．１％増の３９２億円とした。消費環境の好転に時間がかかるとの想定のもと、運営コストの低減により低価格で高品質な商品の投入を図るほか、広告宣伝と販促物、売り場を連動させた販売力の強化を進める。出店は４５店を計画している。

　１０年２月期の連結売上高は前期比４．６％増の４２９６億５１００万円、営業利益は同１０．６％増の３６９億５７００万円となった。主力のしまむら事業の売上高は同４．４％増の３６０６億９０００万円。テレビ、ファッション雑誌を活用した広告宣伝に注力した結果、来店客数は同５．６％増、既存店売上高は同０．８％増。高品質・低価格化を進めているストア・ブランドの販売額は同９７．６％増と大幅に伸長した。

　１日終値は２４０円高の８５２０円。



［ 株式新聞速報ニュース／ＫＡＢＤＡＳ－ＥＸＰＲＥＳＳ ］

提供：モーニングスター社

小売りの勝ち組がにぎわう、しまむら、西松屋チェーン高などの連想働く、家電量販店株は軒並み高

　後場に入って、ファーストリテイリング、ヤマダ電機、ドン・キホーテなど小売りの勝ち組と称される銘柄群がにぎわっている。しまむらや西松屋チェーンなどが、証券会社の投資判断引き上げなどから、人気づき、この連想から買われているようだ。特にヤマダ電機を筆頭とする家電量販店株は、年末年始商戦に続いて、進入学商戦も想定を上回って推移しており、また、エコポイント制度の延長で、１０年度も続伸歩調が見込まれることもあって、軒並み高となっている。

　ヤマダ電機、エディオン、コジマは取組妙味もあり、さらなる上値を目指す展開が期待される。



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